トイレにナプキンを流してしまった際のNG行為とつまり解消法【対処法完全版】
この記事では、トイレにナプキンを流してしまった場合の対処法について徹底解説します。
「すぐに業者を呼んだほうがいい?」
「詰まっていないようなら、放置でも大丈夫?」
「自分でどうにかする方法はないの?」
などの疑問も解説します。
記事後半では、業者に依頼した際の費用目安もご紹介。あせらず、ぜひ最後までご覧ください。
トイレにナプキンを流してしまった!トイレつまりへの影響・被害リスクとは
ナプキンをトイレに流すと、排水管のつまりだけでなく、水漏れや破損といった深刻なトラブルにつながる可能性があります。
ナプキンは水に溶けない素材で作られているため、トイレットペーパーのように自然に分解されません。吸水性の高い構造をしているため、水分を含むことで一気に膨張し、配管内部で詰まってしまうリスクが非常に高いのです。
以下で、ナプキンを流してしまうリスクについて、より具体的に解説します。
ナプキンは水に溶けない素材
ナプキンは水に溶けないため、トイレで流すと高確率で詰まります。トイレットペーパーとは異なり、ナプキンは水に触れることで膨張し、水分を保持する高吸収ポリマーや不織布で作られています。
中にはソフィの「シンクロフィット」のようにトイレに流せることがウリの製品もありますが、使い方によっては詰まってしまうこともあり、十分な注意が必要です。
排水管の破損や水漏れにつながる可能性も
ナプキンによるつまりを放置すると、排水管の損傷や水漏れといった深刻な被害に発展する恐れがあります。
配管内で詰まったナプキンは、水の流れを完全にせき止め、圧力が過度にかかるようになります。これが続くと、配管の継ぎ目から水が漏れたり、配管自体にひび割れや破損が起きることがあるのです。
特に古い設備では被害が大きくなる傾向があり、便器の取り外しや排水管の交換など、高額で大掛かりな修理が必要になるケースもあります。
トイレにナプキンを流してしまったときの4つのNG行為
ナプキンを誤ってトイレに流してしまった際、焦って自己流で対処すると詰まりを悪化させる恐れがあります。水を何度も流したり、ラバーカップや熱湯、強力な薬剤を使うと、かえって被害が広がり、修理費用が高額になる可能性があるので注意してください。
正しい対処法を知るためにも、避けるべきNG行動を押さえておきましょう。
何度も水を流さない
ナプキンが詰まった状態で水を何度も流すのは絶対にやめましょう。水を流すことで詰まりが押し流されると考えがちですが、実際には逆効果になることが多く、水が逆流したり便器から溢れてしまう恐れがあります。
便器の床が水浸しになるだけでなく、階下への漏水につながるリスクもあるため注意が必要です。
ラバーカップを使わない
ラバーカップ(スッポン)を使うと、ナプキンがさらに奥に押し込まれてしまう危険があります。
本来ラバーカップはトイレットペーパーなどのやわらかい詰まりを除去するための道具です。水に溶けないナプキンには適しておらず、力をかけて押すことで配管の奥に詰まってしまうと、自力では取り出せなくなります。
誤った使い方はトラブルを深刻化させるため、使用は避けるべきです。
熱湯を流さない
熱湯をトイレに流すと、便器や排水管が破損する可能性があるため危険です。トイレの便器や排水管は陶器や樹脂製のものが多く、熱湯を急激にかけることで素材が膨張・収縮し、ヒビが入ることがあります。
特に寒い時期などは破損リスクが高まるため要注意です。
強力な薬剤を使わない
市販のパイプクリーナーなど強力な薬剤は、ナプキンの詰まりにはほとんど効果がありません。
ナプキンは水にも薬剤にも溶けないため、薬剤を使っても状態は改善しません。それどころか薬剤が便器や配管に残ることで別の不具合を引き起こす可能性もあります。
強力な薬剤は最終手段ではなく、使わないことがベストな判断です。
トイレにナプキンを流してしまったときの対処法【自分でできる方法】
トイレにナプキンを流してしまったら、まずはご自身である程度の対処を行っておきましょう。具体的な手順は、以下のとおりです。
- まずはナプキンが手で取り出せるか確認
- 針金ハンガーやワイヤーブラシを使って取り除く
- 排水管の詰まり具合をチェックする
- 取り除けない場合は早めに業者へ依頼
それぞれの工程について、具体的に解説していきます。
1.まずはナプキンが手で取り出せるか確認
異物を流したら、まずは水を流さずに便器の中を確認しましょう。ナプキンが便器内に見えている場合は、ゴム手袋をつけて慎重に手で取り出すのが最も確実で安全な方法です。
2.針金ハンガーやワイヤーブラシを使って取り除く
ナプキンが手で届かない位置にある場合は、針金ハンガーやワイヤーブラシで取り出す方法があります。ハンガーを伸ばしてフック状にし、便器を傷つけないようにゆっくり探るのがコツです。
専用の排水口用ワイヤーブラシも便利ですが、力を入れすぎると奥に押し込むリスクがあるため慎重に操作しましょう。
3.排水管の詰まり具合をチェックする
ナプキンを取り除いたあとでも、水の流れがスムーズか確認することが重要です。バケツ1杯分の水をゆっくり流し、排水が正常かどうかを見ます。
流れが鈍い・途中で止まる場合は、ナプキンが奥に残っている可能性があります。見た目で取れたからといって安心せず、水の流れを必ずチェックしましょう。
4.取り除けない場合は早めに業者へ依頼
何をしても解消しない、ナプキンの位置が確認できない場合は、早めに専門業者に依頼するのがベストです。無理な作業は便器や排水管を傷め、かえって修理費用が高くなる原因になります。
手に負えないと感じたら、迷わずプロの手を借りてください。
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トイレにナプキンを流してしまって大慌て!水道業者に依頼する際のポイント
状況が深刻な場合は、自力での対応をやめてすぐに水道修理業者に相談しましょう。とくに賃貸物件や集合住宅では、自己判断で進めるとトラブルになる可能性があります。
以下の2点を必ず押さえてください。
業者に依頼する判断基準
水が流れない、完全に詰まって逆流しそうな場合はすぐに業者を呼びましょう。
詰まりが奥に進んでいる場合や、便器から水があふれそうになっているときは、自力での作業は危険です。
こうしたケースでは、便器の取り外しや配管内部の作業が必要になるため、迷わず専門業者へ相談してください。
マンション・賃貸の場合は管理会社にも相談を
賃貸物件やマンションにお住まいの場合は、修理前に必ず管理会社に連絡をしてください。建物の配管が共有設備である可能性があり、勝手に修理を行うと後でトラブルになることがあります
水道業者への依頼と並行して、管理側と連携を取っておくことが大切です。
トイレにナプキンを流してしまった際のトイレつまり解消費用目安
ナプキンによるトイレつまりは、作業内容によって6,000円〜40,000円以上の費用がかかることもあります。専用器具を使った作業は10,000円前後、便器の取り外しが必要な場合は約30,000円と高額になります。一方で、簡易な取り出しだけなら6,000円程度で済むケースもあり、まずは見積もりをとって相談してみましょう。
さらに、汚水桝(排水桝)や排水管に詰まっていた場合は、20,000円〜40,000円以上かかるケースも。症状が軽いうちに対処すれば費用を抑えることができるので、早めの行動を心がけましょう。
ナプキンによるトイレつまりを再発させない!3つの予防対策
ナプキンを誤って流してしまうトラブルは、日ごろのちょっとした習慣で防ぐことができます。たとえば、以下の3つです。
- ナプキンを便器の近くで開封しない
- 高い場所に保管して落とさないようにする
- 万が一のためにトイレ用のゴミ箱を設置
日常の行動を少し見直すだけで、つまりの再発を防げますので、日ごろから気を付けるようにしましょう。
ナプキンのトイレつまりは早めの対処が重要!
トイレのつまりはさまざまな状況で起こります。今回はトイレにナプキンを流してしまった場合について解説しましたが、その他にもうっかりと物などを流してしまうケースもあるでしょう。
もし何かを流してしまってトイレがつまってしまった場合には『宮城・福島・山形エリア対応!地域密着業者のマルキンクリーン』へご連絡ください。マルキンクリーンでは、トイレ修理に迅速に対応しています。
24時間365日、いつでも対応していますので、すぐにトイレつまりを修理したい場合にもすぐに駆け付けます。
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- トイレにナプキンを流してしまった場合の自分でできる対処法を教えてください。
-
目に見える部分にある場合には、ゴム手袋をつけて取り出すか、ハンガーやワイヤーブラシで取り除きましょう。
- マンションでナプキンを流したらどうすればいいですか?
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修理前に必ず管理会社へ相談してください。
- トイレにナプキンを流してしまったらすぐに業者に依頼したほうが良いですか?
-
水が流れない、完全に詰まって逆流しそうな場合はすぐに業者へ連絡してください。
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