ウォシュレット水漏れの原因と修理方法【自分で直せる?】

ウォシュレットの水漏れで困っている方に向けて、対処法を解説します。

特に修理業者の営業時間外の水漏れは、本当に困ってしまいますよね。

この記事では、修理方法だけでなく、ウォシュレット水漏れの原因や予防方法までご紹介しますので、該当するご自宅のトラブルが見つかりやすいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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ウォシュレットの仕組み

ウォシュレットの仕組み

ウォシュレットの給水方法には「水道直圧式」と「ポンプ給水式」という2種類があります。

それぞれの特徴について、以下で解説します。

水道直下式

水道直圧式は、トイレの止水栓を通して給水を行うタイプで、現在のウォシュレットはこの方式をとっています。

水道直圧式では、止水栓に分岐を設けて、タンクに流れる水とウォシュレットに流れる水を分けます。

ポンプ給水式

ポンプ給水式は、2000年以前のウォシュレット及び止水栓がついていないトイレに設置されたウォシュレットに使われています。

トイレの後方についているロータンクにポンプの付いた給水ホースを入れてウォシュレットに給水する仕組みです。

ウォシュレットの水漏れ原因

ウォシュレットの水漏れ原因

ここでは、部品別に水漏れの原因をご紹介します。

  • 洗浄ノズル
  • 温水タンク
  • 操作パネル部
  • 便器
  • 給水ホース・配管

それぞれの原因と対策を解説するので、水漏れが発生した際の参考にしてください。

また、ウォシュレットの修理は、基本的に水道修理業者への依頼をおすすめします。
ただし、水道修理業者には悪徳な業者もいるので気を付けましょう。
トイレ修理の相場については、以下の記事で解説しています。

洗浄ノズル

ウォシュレットの水漏れの原因で、最多の理由が洗浄ノズルから起きる水漏れです。洗浄ノズルは、水を噴射するシャワーヘッドのことで、ノズルの割れや電子部品の故障で水漏れを起こすことがあります。

この洗浄ノズルは通電しているため、水漏れの際に触れると危険ですので注意が必要です。

洗浄ノズルを直すには、ウォシュレット本体を分解し電気系統を補修しなければならないため、自分で修理せず、修理業者に依頼しましょう。

温水タンク

温水タンクも水漏れの原因になりやすい部分です。ウォシュレットの洗浄水の温め方には、「瞬間式」と「貯湯式」があり、後者の貯湯式タイプにのみ温水タンクが使われています。

温水タンクの水漏れの原因として、ゴムパッキンの劣化や電子部品の故障が考えられます。

しかし、上述した洗浄ノズルのように、温水タンクも通電しているので、素人が修理をするのは危険です。そのため、必ず修理業者に依頼するようにしましょう。

操作パネル部

極めて少ないケースですが、操作パネルから水漏れが生じることがあります。

操作パネルと給水ホースのつなぎ目に何らかの問題が起きていることが多いです。例えば、ボルトやナットの緩みやパッキンの劣化などの理由が考えられます。操作パネルには基板が埋め込まれているので、水漏れを起こすと漏電の恐れがあります。

操作パネルが水漏れを起こした際は、コンセントからプラグを抜いて、あとは修理業者に任せましょう。

便器

便器内の水漏れは、水をノズルに送るホースに歪みがあるか、切れていることが考えられます。

この場合も、素人が自分で直そうとすると危険を伴うため、止水栓を締めたうえでウォシュレットの電源を抜いて、修理業者に頼みましょう。

給水ホース・配管

止水栓を通って入ってきた水は、様々なホースや配管を経由するため、それぞれのつなぎ目で水漏れすることがあります。

ジョイントの緩みやパッキンの劣化に加え、分岐金具の破損などが考えられますが、いずれにしても自分で直すのは難しいので、すみやかに修理業者に依頼しましょう。

ウォシュレットの水漏れを発見したら

ウォシュレットの水漏れを発見したら

直ちに修理業者に依頼をするのが最も安心ですが、その前に個人でもできることがあります。以下、その対応策を詳しく見ていきましょう。

また、水漏れ以外のウォシュレットの故障の対策については、以下の記事を参考にしてください。

①止水栓を締める

水漏れに気付いたら、すぐに止水栓を締めましょう。水漏れによって水道代がかさんでしまうだけではなく、漏電や感電の恐れがあるため、すぐに締める必要があります。

大抵のトイレには止水栓がありますが、止水栓がない場合や、止水栓が見つからなかったら、水道の元栓を締めましょう。

②電源を抜く

次に、ウォシュレットの電源を抜きます。ただし、プラグに水がかかっていると、プラグを触れた際に感電してしまう危険性があります。

そのため、電気を通さないゴム手袋をはめたうえで、しっかりと水気を取ってから電源を抜きましょう。

③メーカーに問い合わせ

メーカーに問い合わせるのも1つの手段です。水漏れの状況をメーカー側の担当者に伝えることで、その後の対処法を教えてくれます。

ただし、ウォシュレットは電気を利用するので、水漏れをすると感電してしまう可能性があり、下手に触るのは危険です。そのため、メーカーに相談する前に、自分で直そうとしてウォシュレットに触れることは避けましょう。

ウォシュレットの水漏れ予防方法

ウォシュレットの水漏れ予防方法

どのような製品も老朽化は避けられませんが、ウォシュレットの水漏れに関しても、対策をすることである程度は予防できます。この章では、2つの予防方法をご紹介します。

洗浄ノズルの清掃

ウォシュレットの部品のうち最も水漏れを起こしやすいのは洗浄ノズルなので、ノズルの掃除を定期的に行うことによって、水漏れを予防することができます。

洗浄の頻度としては2週間に1回程度が良いでしょう。ノズルの掃除は基本的には拭き掃除をするだけで大丈夫です。
掃除の際は柔らかい布で拭くことがポイントです。もし歯ブラシで磨いてしまうとノズルに細かい傷がついて不衛生になってしまいます。

換気をして湿度を調整する

ウォシュレットの水漏れ予防には、湿度の管理も重要です。トイレ内に湿気や熱気が充満すると、ウォシュレットそのものが熱暴走してしまう可能性があるので、夏場や長期に家を空ける際は換気扇を回して、湿度の上昇を抑えましょう。

一方で冬場は、ウォシュレット内部の水が凍ってしまうことがあります。

凍結を防ぐためには、トイレ内を温かく保つことが確実な対策です。最近では凍結予防機能を搭載した機種もあるので、凍結にお困りの方は、こうした機種をご利用ください。

まとめ

ウォシュレットの水漏れの原因と修理方法などをご紹介しました。ウォシュレットの水漏れは、ある程度の予防が可能なので、洗浄ノズルの定期的な清掃やトイレ内の換気を普段から心がけましょう。

ただし、ウォシュレットの部品の老朽化はどうしても避けられないので、いつかは水漏れなどのトラブルや故障に直面します。ウォシュレットは電気を使う機械なので、個人で直すことは極めて難しいです。

そのため、水漏れを起こしたら必ず修理業者に修理を依頼しましょう。

マルキンクリーン』では、ウォシュレットの故障からトイレのつまりまで、幅広く対応しています。
ウォシュレットの故障は、故障の度合いによっても異なりますが、最短20分で修理可能です。

LINEやメールでの相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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