給湯器凍結による水漏れ発生!確認方法から対処法・応急処置まで徹底解説
給湯器の凍結は、夜間の気温が下がる冬場に起きやすい生活トラブルの一つです。凍結だけであれば気温が上がって溶けるのを待つこともできますが、水漏れが起きたら事態は深刻です。
給湯器のどこから水漏れしているのか、修理は可能なのか、連絡先はどこなのかなどいくつもの疑問が沸いてきます。
水漏れを放置しておくと、給湯器内でガスの不完全燃焼が起きる可能性があるので、早めの対処が必要です。
そこで今回は、給湯器が凍結して水漏れしたときの対処法、給湯器の水漏れ修理の費用相場や知っておきたい制度などを紹介します。
給湯器の凍結を防ぐ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
給湯器凍結で水漏れ発生!対処法4ステップ
給湯器が凍結して水漏れしている際は、まず以下の4つの手順で慌てず対処しましょう。
- 元栓を閉めて水漏れを止める
- 破損した箇所を水漏れ修正テープでふさぐ
- 給湯器内部を点検する際はブレーカーを切る
- 水道修理業者へ連絡
順番に解説します。
1.元栓を閉めて水漏れを止める
凍結による給湯器から水漏れが起きた際は、まず元栓を閉めて水漏れを止めましょう。
水漏れを放置しておくと、水道代がかさむだけでなく、周囲が水浸しになって近所にも迷惑をかける恐れがあります。
元栓の場所は住宅の種類にもよりますが、水道メーターの横に設置されているのがほとんどです。
分譲マンションや賃貸住宅で元栓の設置場所が不明なときは、管理会社へ確認しましょう。
2.破損した箇所を水漏れ修正テープでふさぐ
給湯器の水漏れ箇所が特定できた場合は、破損箇所を水漏れテープで修正するのも有効です。一時的な対策になりますが、水漏れを止めらることで被害を最小限に抑えられます。
水漏れ補修テープは、ホームセンターでも1,000円以内で購入可能です。
補修方法は、水漏れ箇所にタオルを巻いて、その上に水漏れ修正テープを重ねていくだけなので、誰でも簡単に作業できます。
ただし、水漏れ補修テープが有効なのは、水道管の損傷が小さいときだけです。亀裂が大きく水漏れがひどい場合は、速やかに業者に相談しましょう。
3.給湯器内部を点検する際はブレーカーを切る
給湯器の内部を自分で調べる際は、ブレーカーを切ってから作業を行いましょう。電気がとおっている給湯器は、水に触れると漏電の恐れがあります。
通常は、給湯器から漏水すると本体の漏電ブレーカーが自動的に落ちるものです。しかし、給湯器内部の配管が破裂しているときは、正常に作動しない可能性があります。
4.水道修理業者へ連絡
応急処置が済んだら、水道修理業者へ速やかに連絡しましょう。
給湯器本体の不具合は、メーカー対応になるのが一般的です。しかし、配管の損傷が予想できる水漏れは、水道修理業者しか対応できません。
また、破裂した水道管を修理する際は、水道局指定工事店への相談が基本です。水道管の破裂の修理をするには、法律により有資格者だけが工事対応できます。
万が一、無許可の水道修理業者に依頼してしまうと、不要な工事を進められたり、修理代だけかかって直らなかったりなどのトラブルになり兼ねません。
給湯器の修理は「給水装置工事主任技術者」「水道技術管理者」などの資格を持っている水道局指定工事店に依頼しましょう。
給湯器凍結による水漏れ修理の費用相場
給湯器の水漏れ修理は、損傷箇所や重症度によっても修理費用が大きく変わります。型式が古かったり、給湯器の基盤が破損していたりするときは、本体の交換が必要な場合も。
とはいえ、外側の配管の損傷修理やパッキンの交換だけなら、8,000〜20,000円以内でおさまります。
一方、給湯器内部の配管が壊れている場合は40,000〜60,000円ほどかかり、やや手痛い出費になるでしょう。
給湯器凍結時の水漏れ費用が高そう!【負担軽減策3選】
給湯器の凍結時、水漏れ修理の費用負担を減らす対策を以下に3つ紹介します。
- 水道料金の減免制度
- 販売店の水回り保証
- 火災保険が適用になる場合も
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
水道料金の減免制度
給湯器の水漏れ修理の費用が高くなると、同時に水道代が気になりますよね。
各市町村では、水道管が破裂した際に水道局が指定する水道修理業者に依頼すると、水道料金の減免制度が受けられる場合もあります。
✔水道代が減免される条件
- 使用者にまったく過失がないこと
- 目には見えない部分から水漏れをしている(水道管が地中に埋まっている)
- 自然災害で水漏れが発生したこと
減免制度を受けるためには、申請が必要です。詳しくは、各市町村の上下水道課のページで確認しましょう。
販売店の水回り保証
給湯器を購入した際に、水回り5年や10年などの保証が付いている可能性があります。1〜2年のメーカー保証とは別に、給湯器の購入先の保証が付いていることも多いです。
保証期間内の故障であれば、給湯器の水漏れ修理も無償で対応してもらえる可能性が高まるので、必ず確認しましょう。
火災保険が適用になる場合も
火災保険は、自然災害で予測できない事故で起きた建物や家財の損害も補償してくれます。
契約内容の補償範囲に給湯器も含まれていると、保険が下りる可能性があります。
ただし、保険の対象は主に「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」などに分かれてるので、補償範囲の確認が必要です。
給湯器凍結による水漏れに備えよう!対策3選
給湯器本体や配管が凍結すると、水漏れのほかにも「お湯がでない」「追い炊きができない」などさまざまな問題が発生します。
これを防ぐためには、冬場になったら凍結防止対策をしておく必要性があります。
どんな方法で予防できるのか、ここでは給湯器の凍結を事前に防ぐ方法を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
給湯栓から水を流す
給湯栓から少量の水を流したままにしておくと、給湯器の凍結防止ができます。給湯栓とはお風呂場の蛇口のことです。
寒い日に一晩水を流しておくと、マイナス気温になりがちな早朝でも給湯器が凍る心配がありません。
ただし、ガス給湯器をお使いなら、お湯が出るのを防ぐために、給湯器のリモコンのスイッチをオフにし、ガスの元栓を閉めてください。
一方、サーモスタット式の温調機能が付いているタイプは、お湯を最高温度の位置に設定し、蛇口を4mmほど回し、水を流し続けるのがポイントです。
断熱材や保温材を巻く
給湯器の外側の配管に断熱材や保温材を巻くのも、凍結対策に効果的です。
寒冷地では一般的に行われている対策となります。
断熱材や保温材はホームセンターで入手可能ですが、作業は水道修理業者に依頼するのが一般的です。
給湯器内部の水抜き
給湯器内部の水抜きをする方法もあり、凍結予防の最終手段になります。長期間留守になる場合や、外気温が氷点下15度以下などのときに有効な対策です。
たとえば、ガス給湯器の水抜き手順を例に挙げると、次のようになります。
- 運転スイッチをオフにする。(電源プラグは抜かない)
- ガスの元栓と給水の元栓を閉める
- キッチン、洗面所、浴室など給湯栓をすべて全開にする
- 給湯器の水抜き栓を開ける
- 水を抜く
- 電源プラグを抜く
極端に寒い日は、お風呂の水抜きまですると、凍結防止対策としては万全です。
給湯器凍結による水漏れを水道修理業者に依頼!2つのポイント
凍結で破裂した水道管の修理を依頼する際は、2つのポイントがあります。
料金設定や追加費用の発生の有無を確認
各水道修理業者は、料金体系が異なります。事前に料金の目安を確認しないと、見積もりが無料だとしても、追加料金が発生して損をする可能性があります。
たとえば、出張料金や早朝・深夜割増のほか、エリアによる高速代の料金加算など、オプション費用がかかる場合も。
高額請求を避けるためには、料金体系を事前に確認し、見積もりに納得のうえ修理してもらいましょう。
実績豊富な地元業者かどうか
実績豊富な地元業者を選ぶと、悪徳業者に出遭う確率は低くなるでしょう。地元の業者であれば地域の特性を理解しているので、適切な方法で対処してくれます。
ほかにも、自宅圏内の業者だとスピーディーな対応が期待でき、緊急性が高いときでも安心です。
全国対応している大手と違い、料金もリーズナブルで出張料金も抑えられます。
給湯器凍結による水漏れを素早く解決するなら
今回は凍結が原因で給湯器の水漏れが起きたときの対処法や、修理費用の相場、事前にできる凍結防止策などを紹介しました。
給湯器の水漏れは、放置しておくと漏電の恐れがあるので、速やかに水道修理業者に相談しましょう。
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- 給湯器の凍結で水漏れしたらまず何をやればいいですか?
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まずは元栓を閉めて水の流れを止めることで、被害を最小限に抑えられます。その後、速やかに業者に連絡しましょう。
- 給湯器凍結時の水漏れ修理費用はどれくらいかかりますか?
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配管の損傷の修理やパッキンの交換だけなら8,000~20,000程度です。給湯器の内部が壊れているときは、40,000~60,000円ほどかかります。
- 給湯器の凍結で水漏れしているときはどこに連絡したらいいですか?
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給湯器の凍結による水漏れは水道修理業者に相談するのが一般的です。給湯器本体の故障の場合は、メーカー対応になります。
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