アパートでガスはつくのにお湯が出ない！給湯器？水道の異常？賃貸での対処を解説

この記事では、アパートで「ガスはつくのにお湯が出ない」時の適切な対処法を解説します。

急に蛇口からお湯がでなくなると誰しも慌てるものです。そんなトラブルに遭遇したとき、まずチェックすべきポイントや考えられる原因から丁寧にご紹介しますので、まずは落ち着いて読み進めてみてください。

記事後半では、「自分で対処できるのか、業者を呼んでもいいのか」といったよくある疑問も解決します。次何をすればいいのかが分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。

アパートでガスはつくのにお湯が出ない！チェックポイント

アパートで、ガスはつくのにお湯が出ない場合のチェックポイントは以下の6つです。

• エラーコードが表示されていないか
• 給湯器の温度設定は適温か？
• すべての蛇口でお湯がでないのか
• 蛇口から水は出るのか
• 配管が詰まりや破損はないか
• 電気系統は正常か

一つひとつ見ていきましょう。

エラーコードが表示されていないか

給湯器に異常があった場合、液晶ディスプレイにエラーコードが表示される場合があります。

エラーコードは、給湯器の故障や不具合をお知らせするサインです。

例えば、強風や豪雨、給排気の不良でお湯が出ない時は「121」、点火不良なら「111」が代表的です。エラーコードが表示されていればトラブルの発生理由が判明し、適切に対処できます。

給湯器の温度設定は適温か？

アパートでガスはつくのにお湯が出ない場合は、温度設定の確認も必要です。給湯器の設定温度が適温でないと、お湯が出にくくなります。

温度設定は通常、給湯器の操作パネルで調整できます。

すべての蛇口でお湯がでないのか

すべての蛇口でお湯が出ない場合は、給湯器全体に問題がある可能性が高いです。対して、1つの蛇口でお湯が出ない場合は、その蛇口自体の問題が疑われます。

給湯器トラブルなのか蛇口の不具合なのか迷った時は、すべての蛇口をチェックしましょう。

蛇口から水は出るのか

蛇口からお湯が出なくても、水は出る場合があります。

水が出るかどうかで、給湯器のトラブルがお湯だけに限定されるのか、水道全体に関連する問題なのか判断できます。

配管の詰まりや破損はないか

水道の配管の詰まりや破損もチェックしましょう。配管の詰まりや破損も、お湯が十分に供給されない原因の一つです。

配管の詰まりや破損が発覚した場合は、適切な修理や交換が必要です。

電気系統は正常か

アパートでガスは供給されているにも関わらず、お湯が出ない場合は電気系統の問題も確認しましょう。

給湯器はガスで加熱されますが、制御や点火には電気が必要です。電気系統が正常でないと給湯器の制御が機能しないため、お湯が出なくなります。ブレーカーが落ちていないか、給湯器の電源が切れていないかなど、初歩的な箇所も案外見逃しがち。電気系統を一通り点検しましょう。

アパートでガスはつくのにお湯が出ない！適切な対応手順

アパ―トでガスはつくのにお湯が出ない時の対応手順を解説しますので、落ち着いて対処しましょう。

1. 原因を特定する
2. 自分で対処できるか試してみる
3. アパートの管理会社へ連絡する
4. 水道修理業者に相談する

順番に解説します。

ステップ1：原因を特定する

アパートでガスはつくのにお湯が出ない場合、最初に行うべき対応手順は原因の特定です。

前項でお伝えしたとおり「給湯器のエラーコードが表示されていないか」「水は出るのか」「水道の配管が破損していないか」などをチェックします。

原因が給湯器にありそうな場合は、給湯器の説明書が案外役立ちます。お湯が出ない原因の特定や対応手順が見つかるケースも少なくありません。

ステップ2：自分で対処できるか試してみる

アパートでお湯が出ないのが一時的なトラブルなら、自分で対処できるか試してみましょう。

業者を呼ばなくても、簡単に復旧するケースも多いからです。例えば、給湯器の点検や再起動、配管の掃除、設定温度を上げるなど、簡単な対処法で直せる場合があります。

また、原因を特定する手がかりを得られる場合も少なくありません。しかし、下準備なく無理にトライすると状況を悪化させがちです。安全面や技術面で不安な場合は、迷わず専門業者へ相談しましょう。

ステップ3：アパートの管理会社へ連絡する

アパートでお湯が出ない問題を解決できない場合は、管理会社や不動産会社に連絡するのが適切です。

通常、管理会社は提携している業者を通じて修理や点検を行うため、迅速な対応が期待できます。また、アパートでは共有の配管や設備があるため、個人が修理を試みると安全上のリスクが生じます。

修理を行うには専門的な知識や技術が必要なため、プロの業者への依頼がおすすめです。

ステップ4：水道修理業者に相談する

管理会社に連絡すると、自分で水道業者に連絡するよう指示される場合もあります。

自分で業者探しをする際は、信頼性のある会社を見極めることが大切です。水道業者の中には、高額請求や不要な工事をすすめてくる悪徳業者も存在するため、以下の点に注意が必要です。

• 明朗会計か
• 地域密着型なのか
• 実績が豊富か
• 口コミが高評価か
• 見積もりや出張費用が不要か

優良業者は、公式サイトに会社概要が詳しく載っています。固定電話や住所の他に、修理事例や費用、資格までしっかり記載されている場合がほとんどです。

対して、悪徳業者は屋号しか記載されていないなど、公開情報に多くの問題があります。明確な料金が示されていなかったり、悪評が多かったりする場合は依頼を控えましょう。料金を極端に安く提示している業者も注意が必要です。

修理業者の選び方についてより詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。

アパートでガスはつくのにお湯が出ない！修理費用は誰が負担？

アパートでお湯が出なくなったとき、緊急性が高い場合もあります。修理費用が高額だったらどうしよう、自己負担になるのかなと支払いが気になる方も多いでしょう。

ここでは、アパートで給湯器や水道修理を依頼した場合の、負担のルールと対応方法を解説します。

経年劣化による修理は大家さん負担

アパートでお湯がでない原因が、経年劣化であれば修理費用は大家さん負担です。トラブルの原因が不明な場合は、大家さんの判断によります。

賃貸では、管理会社（不動産屋）が大家さんに代わってアパート管理を担っている場合がほとんどです。

トラブルが発生した場合は、まず管理会社に相談しましょう。

入居者の過失による修理は自費

入居者の過失により修理が必要になった場合、修理費用は自費です。

過失とは、以下が挙げられます。

• 給湯器や配管などの設備を不注意に扱い、損傷を与えた
• 勝手に設備を改造したり、修理を試みたりした結果、問題が発生した
• 給湯器や配管の定期的な清掃やメンテナンスを怠った結果、故障や詰まりが発生した

万が一修理費用が高額になった場合は、管理会社に相談し解決策を模索しましょう。

自分で修理業者を探す際は、下記記事もお役立てください。

アパートでガスはつくのにお湯が出ない2つの原因

アパートでガスはすくのにお湯が出ない原因は、主に以下の2つです。

水道の故障や不具合

アパートでガスはついているのにお湯が出ない原因の一つに、水道の故障があります。

水道の故障で多いのは、以下のとおりです。

• 水道管の破損や詰まり
• バルブの不具合
• 蛇口のパッキンの劣化

水道管の老朽化により配管が破損し、給湯器に水が供給されなくなる場合があります。また、蛇口のパッキンの劣化によりお湯が出なくなるケースも少なくありません。

水道故障の修理には、専門的な知識と技術が必要なため、水道修理業者に相談するのが最善です。

給湯器の故障や不具合

給湯器の故障や不具合が原因で、お湯が出ない場合もあります。給湯器の故障や不具合で多いのは、以下の6つです。

• 給湯器本体の寿命
• 部品の劣化
• 水抜き栓のフィルターの詰まり
• 点火装置の故障
• 燃焼器の汚れ、
• ガス供給の不具合

給湯器本体の故障は、定期的なメンテナンスや早期対応が重要です。対応が遅れると、下の階や隣人に迷惑をかける可能性があるため、注意しましょう。

お湯が出ない原因をより詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

アパートでガスはつくのにお湯が出ない！まずはプロに相談を

ガスはつくのにお湯がでない場合、原因の特定や自力での対処は案外難しいものです。

宮城・福島エリアでお湯が出ないトラブルにお困りの方は、地元密着型の水道局指定工事店『マルキンクリーン』にまずはご相談ください。

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