水道修理の料金相場は?水まわりのトラブル発生箇所ごと解説【費用を抑えるコツも】
この記事では、各種水道修理の料金相場について詳しく解説します。
水道修理の相場は、「キッチンやトイレ、浴室、水回りのどこでトラブルが発生しているか」だけでなく、「どんな異常か、何が原因か」によっても、料金が大きく変わってきます。水漏れなど刻一刻と事態が悪化する水道トラブルの場合は、被害が大きくなる前に修理依頼しましょう。
記事後半では、料金を抑えるコツや自分でできる応急処置も紹介しています。ぜひ最後までご覧いただき、あわてず対処してみてください。
水道修理の料金相場一覧【トラブル発生箇所ごとまとめ】
早速、水道修理の料金相場を一覧でご紹介します。
- 蛇口周り
- キッチンシンクの下/洗面台下
- トイレ
- 浴室
- 洗濯機周り
- 給湯器
水回りのトラブルが発生しやすい6箇所の修理費用相場を、順番に見ていきましょう。
蛇口周り
蛇口周りは水漏れの修理が一般的。多くの場合、水漏れの原因はパッキンの劣化にあり、パッキンを新品に交換することで簡単に修理できます。
修理費用は以下を参考にしてください。
蛇口修理 | 10,000〜15,000円 |
蛇口交換 | 10,000〜20,000円+蛇口本体価格 |
基本料金や作業費として4,000〜5,000円程度かかり、さらに出張料金や部材費が加算されます。結果的に、総額10,000円前後からになることが多いです。
また、古い蛇口の場合は本体ごと交換が必要になる場合もあります。作業費は約10,000〜20,000円程度で、蛇口本体の価格が上乗せされます。
キッチンシンクの下/洗面台下
キッチンや洗面台下の水漏れは通常、シンクや洗面ボウル下の収納スペースからの水漏れが多いです。原因は排水管の劣化が多いでしょう。
修理費用の相場は以下の通りです。
キッチン排水栓(排水口)の交換 | 8,000〜15,000円 |
樹脂製排水ホースの交換 | 8,000〜15,000円 |
金属製排水パイプの交換 | 20,000〜30,000円 |
上記は部材費も含まれており、樹脂製のホースか金属製のパイプかによって費用が変わります。特にキッチンの場合、ホースに問題がない場合でも排水栓の劣化が原因で、ホースごと交換が必要になる場合があります。
トイレ
トイレは止水栓や給水ホースなどの劣化・破損などで水漏れが起こります。簡単な修復作業で済む場合、10,000円以内で修理できるでしょう。
具体的な費用の例は、以下の通りです。
止水栓交換 | 12,000〜24,000円 |
部品交換 | 8,000〜12,000円 |
修理費用は、部品の種類や作業の難易度によって変動します。また、複数の部品を同時に交換する場合、作業費や部材費がそれぞれ加算されるので注意しましょう。
浴室
浴室は、蛇口やシャワーホース、バスタブのゴム栓などが水漏れの一般的な原因。これらの修理にかかる費用相場は、以下を参考にしてください。
バスタブのゴム栓交換 | 9,000〜13,000円 |
シャワーホースの交換 | 13,000〜15,000円 |
蛇口交換(サーモスタット混合水栓の場合) | 30,000〜60,000円 |
浴室の蛇口がサーモスタット混合水栓の場合、一般の蛇口と比べ本体価格が高くなります。そのため、サーモスタット混合水栓の交換費用は、30,000〜60,000円程度で予算を立てましょう。
ただし、水漏れの原因がパッキン劣化の場合は、10,000円以内で修理できるでしょう。
洗濯機周り
洗濯機周りでは、給水ホースや排水ホースの劣化、蛇口との接続部分、排水トラップの不具合などが水漏れの原因となります。これらの修理にかかる費用相場は、以下を参考にしてください。
給水ホースの交換 | 10,000円前後 |
洗濯排水トラップの部品交換 | 10,000円前後 |
排水管つまり除去/高圧洗浄 | 10,000円前後 |
洗濯機周りの水トラブルは、どれも10,000円程度で解決可能です。ただし、排水管にワイヤーを通しながら汚れを除去するトーラー作業が実施されると、20,000円程度の費用が発生します。
給湯器
給湯器の水漏れは、主にパッキンなど部品の劣化が原因です。また、給湯器の使用年数が約8~10年を超える場合、給湯器自体の交換が必要になるでしょう。
給湯器の修理費用や交換費用相場は、以下の通りです。
各部品の交換 | 10,000〜20,000円 |
給湯器の交換 | 100,000〜200,000円 |
部品の交換の場合、部材費はおおよそ1,000〜5,000円程度で、工賃や出張費含めても比較的安価で済む場合が多いです。
しかし、給湯器自体の交換が必要となった場合、本体価格が加わるため高額になります。例として、追い焚き機能付きのオートタイプ給湯器の場合は、交換費用として約100,000〜250,000円が一般的です。
水道修理の料金は誰が負担する?
「水道修理の料金は自己負担なの?」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
ここでは、居住者が自己負担するケース、管理会社やオーナーが負担するケース、2パターンに分けて解説します。
居住者が自己負担するケース
居住者が自己負担するケースは、以下3つです。
- 自己判断で業者を手配した場合
- 自身の過失や故意による水漏れの場合
- 専有部分での水漏れ
共同住宅で管理会社やオーナーに連絡せず、独断で修理業者を呼んだ場合、修理費用は自己負担になります。本来なら管理会社が負担する費用も、自己負担になってしまいます。
また、水漏れが個人の過失や故意によるものであれば、修理費用は自己負担になります。例えば、DIY中に配管を誤って壊したり、強い衝撃で水道管を破損させたりした場合が該当します。
そのほか、所有しているマンションの専有部分で発生した水漏れは、原因が経年劣化でない限り、たいていは自己負担で修理しなければいけません。
管理会社・オーナーが負担するケース
管理会社・オーナーが負担するケースは、以下2点です。
- 経年劣化が原因の水漏れ
- 共用部分の水漏れ
水漏れの原因が配管などの経年劣化である場合、一般的に管理会社やオーナーが修理費用を負担します。自然発生的な劣化や老朽化が原因の場合は、住人の責任ではないため、管理者側に修理責任があります。
また、共同住宅の共用部分で発生した水漏れは、管理責任を負う管理会社やオーナーが修理費用を負担。例えば、共有の廊下や階段で発生した水漏れが該当します。
共同住宅の水漏れについては、以下の記事も参考にしてください。
水道修理の料金を抑える6つのコツ
水道修理の料金はできるだけ抑えたいもの。ここでは、修理費用を抑える6つのコツをご紹介します。
- 自力で修理する
- 水漏れが悪化する前に業者に依頼する
- 夜間/早朝/休日の依頼は控える
- 火災保険が適用されるか確認する
- 自宅から近い業者に依頼する
- 賃貸の場合は大家・管理会社に相談する
順番に解説します。
自力で修理する
簡単な水漏れであれば、自力で修理することで費用を節約できます。パッキンの交換や蛇口の締め直しなど、基本的な修理は素人でもできる場合が多いです。
修理に必要な道具や材料はホームセンターで入手でき、インターネット上に修理方法が解説されているので、参考にしてみましょう。
水漏れが悪化する前に業者に依頼する
水漏れの程度が軽度なうちに修理すると、修理費用も安く済みます。反対に、放置すると修理費用が大きくなるだけでなく、水道料金もどんどん膨れていくでしょう。
水漏れは見つけ次第、すぐに専門業者に相談しましょう。
夜間/早朝/休日の依頼は控える
水道修理を依頼する際、夜間、早朝、休日は割増料金を設定している業者もあります。緊急性が高いケースの多い水道修理ですが、可能なら、通常営業時間内の依頼を心がけましょう。
火災保険が適用されるか確認する
水漏れの修理費用が、火災保険の補償対象となるケースがあります。保険の適用範囲や条件は契約によって異なるため、内容を確認し、可能であれば保険を利用すると費用を大幅に削減できるでしょう。
水漏れと火災保険については、以下の記事も参考にしてください。
自宅から近い業者に依頼する
自宅から近い水道業者に依頼するのも、修理費用を節約するための効果的な方法です。
出張距離が短ければ、それだけ出張費用も安く抑えられるため、地元の業者を探してみると良いでしょう。
賃貸の場合は大家・管理会社に相談する
賃貸物件にお住まいの方は、水漏れが発生した場合、まずオーナーや管理会社に相談してください。水漏れの原因や責任の所在によっては、修理費用をオーナーや管理会社が負担する場合もあります。
自分で業者に依頼する前に、必ず相談してから指示を仰いでください。
水道修理は適正料金で!【優良業者の選び方】
水道修理を依頼するときは、適正料金で高品質なサービスを提供してくれる業者を選ぶのがベスト。以下のポイントを参考に、優良業者を選ぶための方法を解説します。
- 相見積もりをとる
- 追加料金の有無を確認する
- 実績・口コミを確認する
- 対応力を確認する
順番に見ていきましょう。
相見積もりをとる
複数業者から見積もりを取ることで、料金面の比較が可能です。
修理内容によって料金が大きく異なる場合があるため、複数業者に同じ条件で見積もりを依頼し、それぞれの料金とサービス内容を比較検討しましょう。
追加料金の有無を確認する
見積もりを取る際は、追加料金が発生する可能性があるかどうか確認必須。
総額に出張費などが含まれているか、また見積もりが無料かどうかを事前にチェックしましょう。不明瞭な料金体系の業者は、後で思わぬ追加費用が発生する場合もあるため注意してください。
実績・口コミを確認する
業者を選ぶときは、実績や口コミも確認しましょう。水道局指定工事店であるかどうか、サービスの質に関する口コミをチェックすることで、信頼性の高い業者かどうかを判断できます。
特に利用者の口コミは、業者選びの重要な指標となります。適正価格でサービスを受けるために、必ず確認してください。
対応力を確認する
水道修理の緊急性を考えると、業者の対応力も選定基準の一つです。
即日対応や夜間・早朝の対応が可能か確認し、いざという時に迅速に対応してくれる業者を選ぶべきでしょう。
自宅近くに拠点を置く修理業者であれば、スピーディな対応が期待できます。
水道料金が高くなる前に!修理までの応急処置
水道の水漏れを放置すると、水道料金が高くなる一方です。そのため、修理業者の到着までに応急処置として、止水栓を閉めましょう。
まずは、止水栓の場所を特定します。一般的にキッチンや洗面台のシンク下にありますが、屋外に設置されている場合もあります。
また、止水栓の種類によって操作方法が異なります。手で回すハンドルタイプや、マイナスドライバーを使う内ネジタイプなど。閉め方は、止水栓を時計回りに回し、水の供給を止めます。応急処置によって、止水栓を閉めた場所は水の供給が止まり、それ以外の水道は通常通り使用可能です。
水道修理を適正料金で!地域密着業者のマルキンクリーンへご相談を
今回は水道修理の料金について、詳しく解説しました。
料金を抑えるコツから、業者選定のポイントまで把握できたかと思います。
水漏れを確認した時点で、被害が大きくなる前に早めに業者に依頼しましょう。水道局指定工事店の『マルキンクリーン』は、最短30分で訪問し、水道修理に対応します。宮城・福島の対応エリアにお住まいの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
- 水道修理で追加料金が発生するのはどんなケース?
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部品の購入が必要、深夜や早朝に依頼、作業が複雑になった場合などは、追加料金が発生する場合もあります。
- 水道修理の料金が高額になることがあるのはなぜ?
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トイレの便器や給湯器を交換しなければいけない場合などは、高額設備の本体価格がプラスされるため高額になりやすいです。
- 水漏れによって高くなった水道料金は返ってくる?
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水漏れによって高くなった水道料金は、返ってくるケースと返ってこないケースに分かれます。詳細は住まいの水道局、自治体に問い合わせましょう。
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