古い蛇口の交換は自分でできる?業者への依頼がおすすめの理由

この記事は、古い蛇口の交換について、その必要性や交換にかかる費用費用、注意事項などを徹底解説します。

古い蛇口が使いにくいと感じたら、そろそろ交換時期かもしれません。ご自分でも交換可能な場合もありますが、古い蛇口の交換にはさまざまなリスクがあるので注意が必要です。

古い蛇口交換の際の確認ポイントから業者への相談の仕方などまで詳しく丁寧に解説しますので、水道工事が初めての方もぜひ参考にしてみてください。

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古い蛇口の交換は必要?2つの判断基準【タイミングの見極め方】

古い蛇口を交換すべきかどうか?

交換すべきタイミングは、どうやって決めるのかを解説します。交換すべきかどうか、迷っている方は、参考にしてください。

寿命を迎えている

蛇口の耐用年数は、概ね10~15年です。外側は、きれいでも内部は劣化していることがほとんど。内部にはカビや水苔、サビなどがある可能性が高く、不衛生です。

いつ頃設置した蛇口なのかを確認して、交換を検討しましょう。

不具合が見られる

水漏れといった不具合が見られ、パッキンを交換するなど修理してもすぐに再発してしまうようなら交換時期です。蛇口本体の内部が、磨耗しているのかもしれません。

頻繁に修理するより、本体を交換した方が、ずっと経済的です。

古い蛇口の交換前にチェックすべきことは?【4つの確認事項】

古い蛇口は、規格が異なるケースがあるので、交換時に以下の4つの事項を確認してください。

  • 単水栓か混合水栓か
  • ホールの数
  • ホールの外径
  • 【ツーホールの場合】ホール間の距離

それでは、順に説明します。

単水栓か混合水栓か

単水栓は、水、またはお湯のみ、どちらか一方だけに対応する蛇口です。洗濯機用の蛇口や屋外の蛇口などに使用されます。

一方、混合水栓は、吐水口から水とお湯を混合して、必要な温度に調節して流せる蛇口です。お風呂、キッチン、洗面台などで利用されます。

ホールの数

ホールは、蛇口が設置されている穴のことです。壁、もしくは台に、穴を開けて蛇口が設置されています。

  • ワンホール(1つ穴)タイプ
  • ツーホール(2つ穴)タイプ
  • コンビネーションタイプ

洗面台のみコンビネーションタイプがあります。

  • 洗髪用のシャワー水栓用のホール
  • 排水口の開閉用のポップアップ棒用のホール

以上のように、蛇口本体を設置するホールとは別のホールが必要になるタイプもあります。

古い洗面台では、コンビネーションタイプではないケースも多いので、その場合は、新たにホールを開けることが必要です。

ホールの外径

現在の蛇口のホールのサイズは、35mm~39mmです。古い蛇口で、著しく異なる場合は、アダプターを設置する必要があります。

あくまでも穴のサイズで、蛇口の外形の寸法ではないので、注意が必要です。蛇口の外形の寸法は50mm~60mm程度なら、ホールのサイズは35mm~39mm程度と考えられます。

【ツーホールの場合】ホール間の距離

2つのホールがあるタイプは、ホール間の距離が決まっています。

浴室用のデッキのホール間の距離は、以下の3種類です。

  • 85mm
  • 105mm
  • 120mm

洗面所の2ホールは、102mmが規格で決まっています。

キッチンの2ホールの距離は、203mmです。

以上が現在の規格ですが、古い蛇口は規格どおりではない可能性があります。確認してみましょう。

ある程度の誤差なら、問題なく設置できる可能性があります。どのくらいなら大丈夫なのか、メーカーに問い合わせましょう。

蛇口の種類について、以下の記事でわかりやすく説明しているので、参考にしてください。

古いタイプの蛇口交換が難しい理由3選

古いタイプの蛇口交換は、業者への依頼した方が良いでしょう。理由は、以下のように、交換が難しいためです。

  • 規格が異なる
  • 給水管との接続部の癒着で取り外しが難しい可能性
  • 新機能付きの蛇口の交換は難しい

それぞれについて、説明します。

規格が異なる

古い蛇口は規格が異なるケースがあります。特に、以下のサイズに気をつけましょう。

  • ホールの大きさ
  • 2ホールの距離

上記が異なると、ホールの開け直しなどの工事が必要です。

洗面台の蛇口は排水口のシステムも確認する

古い洗面台は、排水口にゴム栓が設置されており、開閉は手動でした。しかし、現代では、排水口のシステムが、ゴム栓式以外に以下ような種類があります。

  • ポップアップ式
  • ワンプッシュ式

ポップアップ式は、ポップアップ棒を押して排水栓を開け、引いて閉ざします。ワンプッシュ式は、開ける時も閉める時もポップアップ棒を押すタイプです。

ゴム栓式以外の蛇口をつけたい場合は、追加工事が必要です。

給水管との接続部の癒着で取り外しが難しい可能性

古い蛇口が給水管に癒着して、取り外せない可能性があります。無理に取り外すと、給水管にダメージを与えてしまうかも。

新機能付きの蛇口の交換は難しい

新機能付き蛇口は、以下のように多様です。

  • タッチレス水栓
  • 浄水器付き水栓
  • 自動清浄機能付き水栓
  • 音声認識水栓
  • 泡沫吐水
  • ハンドシャワー付き

特殊な工事を必要とするものもあり、交換できるかどうかの判断も難しいです。プロの業者に相談した方が良いでしょう。

古い蛇口交換を依頼する業者の選び方

古い蛇口交換を依頼する水道修理業者の選び方をご紹介します。

  • 水道局指定工事店に指定されている
  • 見積もり無料で明朗会計
  • 口コミ高評価で実績豊富

蛇口交換は、あまり難しい工事ではありませんが、安易に選ぶとトラブルになる可能性があります。

それぞれについて、さらに詳しく説明していきます。

水道局指定工事店に指定されている

DIYを良くする方なら、ご自分で蛇口交換する方も少なくありません。蛇口交換は、特に資格を要する作業ではないため、問題なくできるでしょう。

ただし、古い蛇口の交換の場合、給水管に癒着している可能性があり、給水管の修理も必要になるかもしれません。

給水管の修理は、水道局指定工事店のみが対応可能です。水道局指定工事店は、公的に給水管の工事を正しくできると認められた業者です。

給水管のトラブルを見つけてから、別の業者に依頼し直すと、蛇口交換に時間がかかり、料金も上乗せされます。

水道局指定工事店は、信頼できる業者がほとんどです。以下の記事で、どのような業者なのかを確認してください。

見積もり無料で明朗会計

ほとんどの業者は、見積もり無料と公式サイト等に記載しています。ただし、見積もり無料といっても、見積書を無料発行してくれるとは限りません。

見積書を発行し、作業の項目ごとに明確に料金を提示、説明してくれる業者を選びましょう。口だけで〇〇円と伝えてくる業者は、避けてください。

口コミ高評価で実績豊富

実績の豊富さは、公式サイトで確認できます。創業年や累計施工実績数を掲載されているか、確認してください。

実際に利用した人が、投稿する口コミも参考にしましょう。

「すぐにトラブルが起きた」

「作業後に高額請求された」

「数日でトラブルがあって連絡したいけどできない」

以上のようなトラブルがある業者は、避けた方が無難です。

ただし、すべての口コミを信じないで、できるだけ多くの口コミを読んで総合的に判断してください。口コミの中には、嘘の口コミも混じっているためです。

古い蛇口を使い続けるリスク

古い蛇口を使い続けると、以下のようなリスクがあります。

  1. 内部のサビが水に混入する
  2. 水漏れで水道代が高くなる
  3. ハンドルが動かしにくくなる

古い蛇口を交換するかどうかを決める際に、参考にしてください。

内部のサビが水に混入する

古い金属製の蛇口の内部は、錆びていることがほとんどです。サビが広がると、サビが水に入り込んでしまう可能性があります。

なんとなく美味しくないなと思っていたら、白い紙コップに入れてみましょう。色がついていたら、サビです。

サビの入った水をいつも飲んでいると、健康にも問題が生じます。特に、体の弱いご家族や小さなお子さんがいるお宅は交換しましょう。

水漏れで水道代が高くなる

古い蛇口は、内部にサビができたり、磨耗したりして、劣化して水漏れしやすくなります。本体そのものの劣化が下忍なので、パッキンを交換しても水漏れが直らないことがほとんどです。

吐水口のあるパイプ部分と本体、ハンドルと本体などの接続部分からの水漏れが起こりがちです。

わずかでも水漏れが起きていると、放置すれば水道代が高くなるので早めに対処しましょう。

以下の記事で、水漏れしている蛇口を放置するリスクや賃貸の場合の対処法を説明しているので、参考にしてください。

ハンドルが動かしにくくなる

ハンドルと本体の接続部分も錆びやすい箇所です。また、汚れも溜まりやすく、癒着するとハンドルが動かしにくくなります。

動かしにくいハンドルを力任せに動かすと、壊れてしまう可能性があります。壊れる箇所がハンドルだけなら良いのですが、給水管などにも影響があると大変です。

以下の記事では、動かしにくいハンドルの対処法を説明しています。ご紹介する方法でも動かなければ、蛇口本体の交換がおすすめです。

古い蛇口の交換を検討中なら

古い蛇口の交換をする際の確認事項などを解説しました。

古い蛇口は、修理可能な場合もありますが、内部が錆びたり、壊れやすかったりするので交換がおすすめです。

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FAQ古い蛇口を交換する際によくある質問
古い蛇口を使っているとどんなトラブルの可能性がありますか?
以下のようなトラブルの可能性があります。 ・内部のサビが水に混入する ・水漏れで水道代が高くなる ・ハンドルが動かしにくくなる ハンドルを無理に動かして、突然壊れてしまうかもしれません。使いにくくなったら、交換を検討しましょう。
古い蛇口の交換は業者への依頼がおすすめですか?
古い蛇口は、規格が異なり、今の蛇口をそのまま設置できない可能性があります。また、給水管に癒着して、取り外しのが難しいかも。そのため、業者への依頼がおすすめです。
古い蛇口を最新式の蛇口に交換できますか?
業者に依頼すれば、可能です。ホールを空け直したり、電気工事が必要になったりするので、見積もりをしてもらって予算内の蛇口を選びましょう。

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