漏水調査の費用相場まとめ！依頼料金を安く抑えるコツも紹介

この記事では、漏水調査を業者依頼した際の費用相場について徹底解説していきます。

「水道料金が急に高くなった！」
「水を出していないのにメーターが回っている」

など、漏水が気になる方は必見！

漏水は目視できない場所で発生している場合も多く、原因をしっかり特定するには業者依頼が確実です。よくあるケースについて、調査方法別の費用相場もお伝えします。

記事後半では、調査費用を抑えるコツもご紹介。漏水が疑われる状況の方は、ぜひ最後までご覧ください。

漏水調査の費用相場【建物別】

漏水調査の費用は、戸建て住宅と集合住宅で大きく異なります。

戸建てでは5万円～10万円、マンションやアパートなど集合住宅の場合は7万円～15万円が一般的な相場です。

集合住宅は共用部や複数の専有部が絡むため、調査範囲が広がりやすく費用も上がる傾向があります。一方、戸建ては配管経路がシンプルな場合が多く、比較的コストを抑えやすいです。

建物の種類	相場費用
戸建て	5万～10万円
集合住宅	7万～15万円

実際の費用は、状況や調査方法により異なるため、複数社から見積もりをとりましょう。

漏水調査「方法別」の費用相場

漏水調査の方法によって費用も大きく異なります。

一般的な音聴調査は5万円前後、トレーサーガス調査は7万円～12万円程度が相場です。また、管内カメラや解体調査は調査範囲や使用機材により費用が高額になる場合もあります。

基本調査

基本調査は目視や聴診棒による点検で、費用相場は2万～5万円程度です。

まずは漏水の有無や配管の異常を確認し、簡易な状況把握を行います。水道メーターの動きや配管の表面状態、床下点検口などを重点的にチェックする方法です。

短時間で終わることが多いですが、原因箇所が特定できなければ追加調査が必要になります。

音聴調査

配管に聴診器のような機器を当てて漏水音を確認します。費用相場は3万円～6万円で、比較的簡易な調査法ですが、コンクリート埋設部では判別が難しい場合もあります。

トレーサーガス調査

配管に専用ガスを流し、漏れたガスの有無を検出します。費用は7万円～12万円が一般的。

漏水箇所が特定しやすいのがメリットです。

漏水探知法

赤外線カメラや水分計など複数機器を使い分けて調査します。費用相場は5万円～10万円前後。

建物構造や状況により調査時間や費用が上下します。

管内カメラ

専用カメラを配管内部に挿入し、目視で漏れ箇所を確認します。費用は10万円～20万円ほどで、主に広範囲や見えない箇所の調査で用いられます。

内装解体調査

床や壁を一部解体して漏水箇所を直接特定する方法です。費用は15万円～30万円程度と高額ですが、他調査で判明しない場合に実施します。

漏水調査の費用が変動する主な要因4つ

漏水調査の費用は、建物や調査方法だけでなく、さまざまな要因によって変動します。主な要因は以下の通りです。

• 建物の築年数や配管の劣化状況
• 調査する場所や階層
• 原因箇所が特定しづらいケース
• 夜間や休日の依頼

それぞれについて、以下でくわしく解説します。

建物の築年数や配管の劣化状況

建物が古い場合や、配管にサビや腐食などの劣化が進んでいる場合、調査にかかる時間と手間が大きく増えます。築年数が経過している住宅では、配管図と実際の配管が異なる場合も多く、思わぬ場所に問題が隠れていることがあります。

また、古い建物では漏水箇所が複数同時に発生するケースも多く、調査範囲が広がることで費用も高くなりがちです。調査依頼時は、築年数や配管のリフォーム歴なども業者に伝えましょう。

調査する場所や階層

漏水調査の場所や階層によっても費用は変動します。高層階や地下、床下・天井裏など作業が困難な場所では、特殊な道具や追加作業員が必要となるため費用が上がります。

また、浴室やキッチンなど水回りが集中する場所は配管が複雑で、特定までに時間がかかることも。調査現場の立地や構造を事前に伝えることで、適切な見積もりを受けやすくなります。

原因箇所が特定しづらいケース

漏水の原因がすぐに特定できない場合、費用はさらに高くなる傾向があります。たとえば、目視できない場所で断続的に水漏れが発生している場合や、複数の配管から同時に漏水している場合は、複数の調査方法を組み合わせる必要があります。

こうした場合は調査の回数や工程が増えるため、追加料金が発生しやすいです。難易度が高い場合は、見積もりの段階で調査内容と費用の上限を確認しましょう。

夜間や休日の依頼

夜間や休日など、緊急で漏水調査を依頼する場合は、通常料金に比べて割増料金が発生します。これは、作業員の手配や移動、現場対応に余分なコストがかかるためです。

実際には、平日の通常時間に比べて2割〜5割程度料金が上乗せされることも珍しくありません。

費用を抑えたい場合は、可能な限り平日の営業時間内に依頼するのがベストです。

漏水調査費用を安く抑えられる！業者の選び方4選

漏水調査の費用を少しでも安くしたい場合は、業者選びが重要です。信頼できる業者に依頼すれば、不要な追加費用を抑えたり、調査後のアフターサポートも受けられます。

特に見積もりや保証制度を活用することで、コスト面の不安を減らすことが可能です。以下で、費用を安く抑えるための4つの業者選びのポイントを解説します。

水道局指定工事店かチェックする

水道局指定工事店であれば、地域の水道局から認可を受けているため、信頼性が高いです。不適切な調査や不当な請求を避けるうえで重要なポイントとなります。

また、漏水証明書の発行など、自治体への減免申請にも対応してくれる場合が多いです。まずは公式サイトや水道局ホームページで、指定工事店に登録されているか確認しましょう。

料金や実績を確認する

事前に料金体系や過去の調査実績をしっかり確認することで、安心して依頼できます。ホームページや口コミで料金相場や事例を比較し、あらかじめ目安をつかんでおくことが大切です。

また、格安をうたう業者でも、調査後に追加費用を請求されるケースがあるため、見積もり内容の詳細も必ず確認しましょう。過去の実績が多く公開されている業者なら信頼性も高いです。

アフターサービスや保証のある業者を選ぶ

調査後のアフターサービスや保証内容も重要な選定基準です。万が一、調査後に再度漏水が発生した場合でも、保証付きの業者なら追加費用なしで再調査や修理に対応してもらえる場合があります。

保証期間やアフターサービスの内容は業者によって異なるため、契約前に必ず確認しましょう。安心して依頼できる業者を選ぶことで、長期的なコストダウンにもつながります。

複数の業者で見積もりを取る

1社だけで即決せず、必ず複数の業者で見積もりを取りましょう。複数社の料金やサービス内容を比較することで、相場より高額な請求を防げます。

また、現場調査後の見積もりはより正確なので、現地調査を無料で行っている業者を選ぶのがおすすめです。最終的に納得できる業者を選ぶためにも、しっかりと比較検討しましょう。

漏水調査の費用相場がつかめたら！まずは業者に相談を

漏水は放っておくと被害が拡大するおそれがあるので、気になったら早めに調査を依頼しましょう。早めに依頼すれば調査も円滑に進むので、結果的に費用を安く抑えられます。

安心して漏水調査を依頼するためにも、水道局指定工事店であるかを確認し、信頼できる業者を選ぶことも大切です。

東北エリアで漏水にお困りの際は、各自治体認定の水道局指定工事店「マルキンクリーン」にお任せを。対応エリアなら最短30分で駆けつけるので、急ぎで漏水を解消したい人は、ぜひお問合せください。