給湯器交換はホームセンターが安い？メリット・デメリットを徹底解説！

給湯器交換を検討中の方に向け、ホームセンターに依頼した場合の費用やメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。

給湯器の寿命は約10年から15年といわれています。10年を過ぎたら、そろそろ交換をご検討する方も多いでしょう。トラブルが起きる前に、交換した方がスムーズです。まずは、気軽に相談できるホームセンターで現在、販売されている機種を確認してみましょう。

記事後半では、給湯器交換を安くする方法もご紹介するので、少しでも費用を抑えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ホームセンターの給湯器交換の費用と特徴

まずは、ホームセンターに給湯器交換を依頼した場合の費用目安を紹介します。

	16号	20号	24号
給湯のみ	70,000円〜90,000円	65,000円〜120,000円	80,000円〜130,000円
オート	ー	120,000円〜280,000円	130,000円〜290,000円
フルオート	ー	160,000円〜300,000円	170,000円〜345,000円

ホームセンターにより、費用の仕組みが異なります。また、期間限定で給湯器を安く提供している場合もあるので、上手にバーゲン等を利用してより安く設置するようにしてください。

【ホームセンター別】給湯器交換の費用を比較

ここでは20号サイズの給湯器（追い焚き可能）を設置した場合の、合計金額をホームセンター別に比較していきます。

条件は、以下の点です。

• 20号サイズ
• エコジョーズ
• オート
• リンナイ(Rinnai)

コメリは同じ条件のリンナイ(Rinnai)の製品が見当たらず、ノーリツ(NORITZ)の値段を採用しています。

	費用目安
カインズ	205,000円〜
コーナン	205,700円〜
コメリ	188,000円〜
島忠	191,370円〜

カインズとコーナンは、本体価格＋取り付け作業費用＋廃棄料の合計が製品ごとに提示されています。

一方、コメリと島忠は、製品の本体価格とは別に、設置費用が提示されているシステムです。コメリは1台につき40,000円〜で廃棄料金は別です。廃棄料金について明確に記されていません。

島忠の設置費用は、古い給湯器の廃棄料金（1870円）を含めると51,370円〜です。

ホームセンターに給湯器の交換を依頼した場合の費用が高いのかどうか、以下の記事で一般的な交換費用について記載されているので比較検討してください。

ホームセンターに給湯器交換を依頼するメリット

日頃、ホームセンターでお買い物をする方には、特に馴染みがあり、給湯器の交換も依頼しやすいのではないでしょうか。

ホームセンターに給湯器の交換を依頼するメリットは、次の4点です。

• 大手企業が多いので安心感がある
• 機種を実際に見られる
• 販売スタッフと気軽に相談できる
• 給湯器以外の住宅の悩みを相談できる

以下、それぞれについて説明していきます。

大手企業が多いので安心感がある

ホームセンターは全国展開している大手が多いので安心感があります。

ホームセンターでのトラブルというのは、ほとんど聞かないのではないでしょうか。大手のホームセンターは、利用者の信頼感・評価をとても大切にしています。

ホームセンターの社員が、直接作業を行うわけではありません。給湯器を取り付ける作業員は、外注です。

しかし、ホームセンターが厳選して選んでいる作業業者から派遣されるので、技術的にも安心して任せられます。また、トラブルがあると作業業者の契約を取り消される可能性があるため、ぼったくりや手抜き工事をするといったトラブルの心配が、ほぼない点は安心です。

機種を実際に見られる

ホームセンターの展示コーナーには、複数の給湯器が展示されています。実際に給湯器を見て、触って確認できるので、製品の質感や大きさ、使い心地を確かめられるので、安心して選べます。

カタログやウェブサイトの情報だけではわかりにくく、実際に設置したときに、こんなはずではなかったという事態を回避できます。

複数の機種が展示しているので、比較検討も可能です。

販売スタッフと気軽に相談できる

ホームセンターの店頭には、販売している商品について知識のあるスタッフが対応していることがほとんどです。

給湯器の新しい機能や設置するにあたっての注意事項、使い方などを説明してもらえます。特に、ネット等で調べて調査するのが得意でない方には、直接、販売スタッフに相談できる点がメリットです。

今、設置している給湯器のメーカーや機種を伝えれば、設置しやすい機種や工事を安くできるケースなどもアドバイスしてもらえるでしょう。

給湯器以外の住宅の悩みを相談できる

ホームセンターの多くは、リフォームにも対応しています。給湯器の交換を機会に、キッチンや浴室のリフォームを検討している方は、リフォームなどの相談が可能です。

給湯器の交換と同時にリフォームを依頼すれば、総額を安くしてもらえるかもしれないので、お得です。その上、ホームセンターが独自で行っているポイントサービスや期間限定の割引などで、さらにお得に給湯器を交換できます。

ホームセンターのおすすめポイントは、以下の記事が参考になります。

ホームセンターに給湯器交換を依頼するデメリット

信頼できるホームセンターですが、給湯器交換を依頼すると次のようなデメリットもあります。

• 販売スタッフが給湯器を熟知しているとは限らない
• 外注の作業員なので中間マージンが発生する
• 設置までに時間がかかる
• 追加費用が生じるケースがある

デメリットを知って、上手に利用するようにしましょう。以下に、それぞれを説明するので、デメリットを回避するようにしてください。

販売スタッフが給湯器を熟知しているとは限らない

ホームセンターには、さまざまなアイテムが展示されています。そのため、販売員は広い知識が必要です。しかし、全製品の知識を網羅するのは、難しいといえるでしょう。

そのため、給湯器についての相談ができない可能性があります。例えば、以下のような悩みに答えてもらえないかもしれません。

• 修理で大丈夫か？交換すべきか？
• ガス給湯器をエコキュートにすべきか？
• どの機能が必要か

それでも、安心感のあるホームセンターに依頼したいという方もいらっしゃるでしょう。修理するかどうかの判断をしたい方は、以下の記事を参考にしてください。

外注作業員なので当然中間マージンが発生する

ほとんどのホームセンターでは、給湯器の交換工事を外部の業者に委託しています。そのため、中間マージンが発生して、工事費が高くなる傾向があります。

また、出張による見積もりをしていないホームセンターも多く、少し高めの金額を提示している可能性もあります。

実際に出張による見積もりを依頼すれば、修理のみでOKの事例でも、交換になってしまうので注意が必要です。

設置までに時間がかかる

ホームセンターに給湯器の交換を依頼すると、ホームセンターが委託する設置業者の日程調整といった余計なプロセスが生じます。

その上、セール中にできるだけお得な給湯器を購入しようとすると、依頼が集中していることが原因で設置まで待ち時間が長引くのは避けられません。

ホームセンターでの給湯器交換は、設置までに時間がかかることがあります。特に繁忙期やセール期間中は、依頼が集中するしたり、商品の取り寄せに時間がかかったりするため、設置までの待ち時間が長くなる可能性があります。

追加費用が生じるケースがある

ホームセンターでは見積もりをしていますが、交換工事で現状を確認した結果、追加費用が生じる可能性があります。

見積もり後の契約でも、追加料金が生じたら支払う旨を同意することがほとんどなので、追加料金が生じても拒絶できません。

例えば以下のような追加料金です。

• 設置箇所の給水管や給湯管が破損して修復工事が必要
• 公道に駐車できないので駐車料金

駐車料金は大した金額ではありませんが、給水管の修復工事は高額になるので注意が必要です。給水管の修復工事は、水道局指定工事店しか対応できないので、作業スタッフが資格がない場合もあります。

ホームセンターに安く給湯器交換を依頼する方法

ホームセンターに給湯器交換を依頼して、少しでも安くする方法をご紹介します。以下の4つの方法を確認してください。

• キャンペーンやバーゲンで安い給湯器を見つける
• 設置場所や機種の種類を変えない
• 相見積もりをして比較検討する
• ランニングコストの低い機種を選ぶ

それでは、それぞれについて説明していきます。

キャンペーンやバーゲンで安い給湯器を見つける

ホームセンターでは、決算セールなどキャンペーンやバーゲンを行っています。

給湯器のみ安く販売するキャンペーンも実施するホームセンターがあるので、そのような機会を利用しましょう。

また、よく利用するホームセンターならポイントがつくのでお得です。お気に入りのホームセンターを利用したいなら、ポイントを増やすキャンペーンなどもあるので、頻繁に公式サイトをチェックしてください。

設置場所や機種の種類を変えない

工事費の目安は、追加の工事のないケースです。設置場所を変えたり、機種を変えると追加料金が加算されます。

できるだけ現在設置されている状態を維持するようにすると、料金を抑えられます。同じ条件なら自分でも設置できるかもしれません。以下の記事を参考にしてください。

相見積もりをして比較検討する

ホームセンターは、相談や見積もりを無料で行っています。できるだけ多くのホームセンターに見積もりを依頼して、比較検討すると安い業者を見つけられるでしょう。

アフターサービスの有無も重要なポイントです。いくら安くても、アフターサービスがないと後でトラブルが起きた際に高額な費用がかかってしまう可能性があります。

ランニングコストの低い機種を選ぶ

給湯器の種類ごとにランニングコストの目安を紹介します。４人家族を基準に大まかなランニングコストを算出しているので、参考にしてください。

給湯器の種類	年間光熱費の目安
ガス給湯器（都市ガス）	80,000円
ガス給湯器（プロパンガス）	140,000円
エコジョーズ（都市ガス）	60,000円
エコジョーズ（プロパンガス）	100,000円
エコキュート	25,000円
石油給湯器	90,000円
電気温熱機	40,000円

あわせて、適切な湯量を排出する機種を選ぶようにすると、節約になります。ガス給湯器をご利用の方は、エコキュートやエコジョーズへの切り替えもぜひ検討してみてください。

ホームセンター以外の給湯器交換を依頼できる業者

ホームセンター以外で給湯器の交換を依頼できる業者としては、以下4種類が挙げられます。

• 給湯器メーカー
• 水道修理業者
• ガス会社・プロパンガスショップ
• 家電量販店

それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。

給湯器メーカー

RinnaiやNORITZといった給湯器メーカーなら、安心です。スタッフも新しい機能などについての知識が豊富で、質問にすぐに答えてもらえます。欲しい機種もすぐに用意して、交換までがスムーズです。

しかし、他メーカーの機種と比較検討したい人には不向きです。また、今設置している給湯器と違うメーカーなら、修理か交換かの相談はできません。交換一択になるでしょう。

水道修理業者

水道修理業者は、すぐに自宅に伺って設置されている給湯器の交換が必要なのか、修理できるのかといった相談から可能です。

特に、地域に密着した業者なら、設置したあともトラブルの対応を依頼できます。信頼できる業者を選ぶことが重要ですが、直接依頼すれば中間マージンもなく、費用はかなり安く抑えられるでしょう。

>> 宮城・福島・山形エリアの給湯器交換なら！マルキンクリーンにご相談を

ガス会社・プロパンガスショップ

ガス給湯器の交換なら、使用しているガス会社に依頼できます。東京ガスや大阪ガスなど、大手のガス会社は信頼でき、最近では迅速に修理サービスを提供しているので便利です。

ただし、ガス会社は、修理・交換費用が他の業者より高額に設定されていることがほとんど。信頼を重視したい方に、おすすめです。

家電量販店

家電量販店なら、安い給湯器を見つけられる可能性があります。ただし、設置作業は、ホームセンターと同じで、委託業者です。

委託業者なので、設置作業で満足できないかもしれません。また、交換か修理の相談もしにくい点がデメリットです。

工務店

給湯器の交換と同時にリフォームもお考えなら、工務店に全てを丸投げした方が節約になる可能性があります。また、工務店なら給湯器の床暖房など、住宅全体の改善を考えて対応してくれるでしょう。

ただし、給湯器のみの交換なら高額になる可能性があり、選択肢もあまりない可能性があります。

ホームセンターなどでの給湯器交換を検討中なら

給湯器交換をホームセンターに依頼するメリット・デメリットや料金をご紹介しました。

より安く、好条件で給湯器交換するなら、さまざまな業者に相見積もりを依頼すると安心です。アフターサービスなども、チェックして慎重に選びましょう。

宮城・福島・山形対応！地元密着型の水道局指定工事店『マルキンクリーン』なら、給湯器交換の出張によるお見積もりが無料です。年中無休で24時間対応しているので、お気軽にご相談ください。

>>無料で見積もりを取ってみる