エコジョーズの交換費用はいくら？料金内訳や安く抑えるポイントも解説

この記事では、エコジョーズの交換工事費用を詳しく紹介していきます。

「省エネ高効率給湯器」とも言われるエコジョーズは、性能の優れたガス給湯器の一種。古い給湯器からエコジョーズなど効率の良い最新給湯器への切り替えを検討している方もいらっしゃるでしょう。

「交換工事費はどのくらいかかるのか」はもちろん、「従来の給湯器とメンテナンス費用はどれくらい変わるのか」など、設置後の費用も気になりますよね。そんな方に向けて、現在設置されている給湯器のタイプやグレード等で分類して、エコジョーズへの交換費用相場やその後の費用対効果を詳しく解説していきます。

後半では、工事費用を安く抑えるポイントや工事依頼先の選び方まで丁寧に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

エコジョーズ交換工事の費用内訳【総額計算に必須！】

エコジョーズ交換費用に必要な内訳は、以下の4つです。

• 本体費用
• リモコン費用
• 工事費用
• オプション費用

一つ、ひとつ見ていきましょう。

本体費用

エコジョーズの交換をする際は、まず本体費用がかかります。メーカーや機能性、号数によって費用が異なり、複数の製品を比較するのが重要です。号数とは、給湯器の容量や性能を表す指標であり、通常、ご家族の人数や使用頻度に合わせて選びます。

主要メーカーは、Panasonic、ノーリツ、リンナイ、ダイキンなど。業者の仕入れ価格に応じて価格が異なります。

リモコン費用

エコジョーズ交換費用の内訳には、浴室とキッチン双方に設置するリモコン費用も含まれます。

リモコンはエコジョーズの操作や設定を行う装置であり、交換時には必ず導入されるアイテムです。リモコン費用は製品の機能や性能によって異なり、当然ながら高機能なリモコンほど費用が高くなります。自分が使う機能を最低限備えたグレードを選ぶと、費用を抑えることが可能です。

工事費用

古い給湯器からエコジョーズに交換する際は、工事費用もかかります。具体的には、本体の脱着や設備の調整、配管や配線工事などが含まれます。

配管が劣化していたり、エコジョーズの設置場所が適していなかったりする場合は、設備の改修や補強も必要です。

また、エコジョーズの排水処理にはドレン工事も欠かせません。工事費用は業者によって異なり、基本料金や出張費、割引率によって差が生じます。依頼先選びは慎重に行い、見積もりを比較して適切な業者を選びましょう。

オプション費用

オプション費用には、排水ホースや配管の延長、配管カバーなどが含まれます。

従来型のガス給湯器や石油給湯器からエコジョーズへの切り替えに伴う、配管部品や作業費がオプション費用として発生することも。

また、業者の出張費や設置場所の特殊性（狭いなど）に応じた費用も含まれる場合があります。

エコジョーズ交換費用の総額相場【エコジョーズのサイズ・グレード別】

エコジョーズの交換費用は、取り替え前の給湯器種類でも大きく変わる上、導入するエコジョーズのグレードによっても当然費用が変わってきます。

ここではまず、これから設置するエコジョーズの形状や性能、サイズ別に総額費用の相場を見ていきましょう。

住宅・設置タイプ別

戸建て用の古い給湯器を、エコジョーズに交換する際の費用相場は、以下のとおりです。

設置タイプ	交換費用相場
屋外壁掛けタイプ	150,000円～300,000円
屋外屋外据置一つ穴タイプ	200,000円～500,000円
屋外据置二つ穴タイプ	300,000円～700,000円

マンション用エコジョーズへの交換費用相場は以下です。

設置タイプ	交換費用相場
ベランダ壁掛けタイプ	150,000円～300,000円
*PS（パイプシャフト）タイプ	250,000円～350,000円

*マンションなどで給湯器を設置するスペースのこと。

マンションの場合は、マンションの規模や管理組合の方針によっても費用が変動する場合があるため、まずは管理会社への相談が必要です。

機能・号数別

エコジョーズは、以下の3つのタイプに分かれています。

それぞれの特徴について表にまとめました。

	特徴
給湯器専用	給湯専用の機能に特化。 シャワーや蛇口にお湯を供給するタイプの給湯器。 浴槽の追い炊き機能は無し
オートタイプ	給湯だけでなく、暖房や冷房などの空調機能付き。 湯張りから、追い焚き、保温までが自動。 たし湯は手動でボタンで手動操作
フルオートタイプ	オートタイプより利便性が高い。 湯張りから追い焚き、保温、たし湯まで全自動

機能・号数別の費用相場は、以下のとおりです。

号数とは、給湯器の容量や性能を表す指標で、家庭の人数や使用頻度に合わせて選ぶ必要があります。

	16号の場合	20号の場合	24号の場合
給湯器専用	70,000～120,000円	90,000～150,000円	170,000～300,000円
オートタイプ	110,000～130,000円	150,000～300,000円	170,000～350,000円
フルオートタイプ	130,000～150,000円	170,000～350,000円	200,000～400,000円

このように、機能性や号数で費用に大きな差が生じます。業者に相談した上で、適切な製品を選びましょう。

エコジョーズ交換費用の総額相場【取り替え前の給湯器種類でここまで変わる！】

取り換え前の給湯器の種類によって、エコジョーズ交換費用の総額が大きく変動します。

以下では、従来型・石油給湯器・電気温水器・エコキュートからエコジョーズに切り替える際の工事費用の相場を見ていきますので、参考にしてください。

エコジョーズ以外の給湯器からの切り替え

切り替え前の給湯器種類による交換工事費は、以下のとおりです。

	交換費用相場
従来型のガス給湯器からエコジョーズへ	150,000～250,000円
従来型の石油給湯器からエコジョーズへ	200,000～300,000円
電気温水器からエコジョーズへ	250,000～350,000円
エコキュートからエコジョーズへ	300,000～400,000円

既存の給湯器がガス給湯器以外の場合は、エコジョーズ（ガス給湯器）への切り替えに応じた以下の工事が必要です。

• 配管工事
• 電気工事
• 排気管の設置
• 排水設備の調整

エコジョーズに切り替えると、省エネ性が高まったり、設置場所が柔軟に選べたり、メンテナンスがラクになったりする可能性があります。

エコジョーズに切り替えるか、これって故障？と迷っている方は、下記記事を参考にしてください。

エコジョーズに交換した時の費用対効果【省エネ高効率給湯器は実際おトク？】

エコジョーズに交換すると、どのような費用対効果があるのでしょうか。

ここでは、エコジョーズの特徴を2つ、以下に紹介します。

• 省エネ性
• 環境負荷

エコジョーズとそれ以外の給湯器、どちらに交換するか迷っている方も参考にしてください。

省エネ性

エコジョーズは、従来の給湯器に比べて高い省エネ性を持っています。

高効率な熱交換器と制御システムにより、少ないガス使用量でお風呂や洗面所のお湯を作ることが可能です。

交換費用は、従来品に比べて10〜30％ほど高くなる場合もありますが、年間で10,000円ほど電気やガス代の節約が見込めます。

具体的には、従来型ガス給湯器とエコジョーズへの交換では、以下の費用対効果があります。

	従来型のガス給湯器への交換	エコジョーズへの交換
本体代金目安 （導入コスト）	18万円	20万円
工事費用目安 （導入コスト）	4万5000円	4万9000円
年間コスト目安 （維持コスト）	8万3000円	7万5000円
10年使用した場合の 総額費用 （導入＋維持コスト）	105万5000円	99万9000円

古いガス給湯器をエコジョーズに切り替えると、従来型と比べて10年間で56,000円ほど節約になります。

エコジョーズは導入コストが高いものの、年間コストが安い分、長期的に見ると充分な節約が可能です。

一方、従来型のガス給湯器からエコジョーズ、またはエコキュートへの切り替えの費用対効果は以下を参考にしてください。

	エコジョーズへの交換	エコキュートへの交換
本体代金目安 （導入コスト）	20万円	50万円
工事費用目安 （導入コスト）	4万9000円	15万円
年間コスト目安 （維持コスト）	8万円	5万円
10年使用した場合の 総額費用 （導入＋維持コスト）	104万9000円	115万円

古いガス給湯器をエコジョーズに交換すると、エコキュートに切り替えるよりも、10年間の総額費用が100,000円ほど安くなります。

エコキュートの交換工事費用を詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてください。

環境負荷

エコジョーズは、従来の給湯器と比べて地球温暖化の一因となるCO2排出量を大幅に削減します。これは、エコジョーズが高い効率でガスを使用し、燃焼時の排出ガス量を少なくするからです。

また、一部のエコジョーズは再生可能な天然ガスを使用するため、化石燃料に依存する必要がありません。地球環境への負荷を軽減してくれるため、持続可能な社会にも適応できます。

エコジョーズ交換工事費用を安く抑えるポイント

エコジョーズ交換工事費用を抑えるコツは、以下の3つです。

• 必要な機能を見極める
• ニーズに合った号数を選ぶ
• お得な業者を選ぶ

一つひとつ解説していきます。

ポイント①必要な機能を見極める

エコジョーズ交換工事費用を抑えるポイントの一つは、必要な機能を見極めることです。

無駄な付属品やオプションを省き、必要な機能だけを選ぶことで費用を削減できます。具体的には、自動お湯張り機能やタイマー機能、配管の自動洗浄などは、ご自身の生活を振り返って、必要に応じて選びましょう。

ポイント②ニーズに合った号数を選ぶ

エコジョーズ交換費用を抑えるためには、ニーズに合った号数を選ぶことも重要です。

過剰な号数を選ぶと余分な費用が発生します。逆に、号数が小さすぎると、給湯能力が不足し、後々追加工事が必要になる可能性も。

適切な号数を選ぶことで、無駄な費用を省けます。

ポイント③お得な業者を選ぶ

相見積もりを取り、料金やサービス内容を比較し適切な業者を選ぶことでも費用を削減できます。

また、業者によっては「初回割」や「LINE特典割」などお得なキャンペーンを用意している業者も少なくありません。それらを活用することで、費用を抑えられます。

エコジョーズの交換はどこに頼む？業者の選び方4つ

エコジョーズの交換工事の業者の選び方は、以下の4つです。

• 料金体系が明確
• 実績が豊富
• 口コミ・レビューが高評価
• 保証やアフターサービスが充実

順番に解説します。

料金体系が明確

エコジョーズ交換の業者選びでは、料金体系が明確な業者を選ぶことがまず大切です。公式サイトに費用が提示されているか、追加料金がないか確認しましょう。

ただし、基本料金が安すぎる業者は、工事後に高額請求される恐れがあります。特に、上位表示されている「ネット広告」には注意が必要です。上に表示されているからといって優良業者とは言えないので、慎重に業者を選びましょう。

実績が豊富

エコジョーズ交換の依頼先を選ぶ際は、実績豊富な業者を選ぶのもポイントです。

実績豊富な業者は、給湯器に関する専門知識や技術をもっており、サービスの質が高い提傾向があります。

なお、福島・宮城にお住まいの方なら、地域密着型の水道局指定工事店『マルキンクリーン』がおすすめです。マルキンクリーンは、ガス給湯器の修理や交換はもちろん、水道修理全般に対応しており、年間で1,500件もの実績があります。

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口コミ・レビューが高評

口コミやレビューは、優良業者を見極める一つの指標です。高評価の口コミやレビューは、業者の信頼性やサービス品質を客観的に評価するのに役立ちます。

良い評価を受けている業者は、顧客満足度が高く、安心して依頼できる可能性が高いです。対して、悪い評価や不満の声が多い業者は、悪徳業者の可能性があります。

口コミやレビューを参考にすることで、信頼性の高い業者を見極められるでしょう。

保証やアフターサービスが充実

エコジョーズ交換の依頼先を選ぶ際は、保証やアフターサービスが充実しているかどうかも大切です。

万が一トラブルや不具合が発生した場合、迅速な対応が期待できます。

業者によっては、長期間の保証や定期的なメンテナンスサービスが含まれる場合も。業者を選ぶ際は、保証やアフターサーービスの手厚さも重視しましょう。

エコジョーズ交換費用が安くて最速なのは地元水道修理業者！

省エネ性が高く、環境負荷にも貢献しているエコジョーズ。交換する際は、少しでも安く・早く対応してくれる業者を選びたい方は多いでしょう。

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