給湯器・エコキュート水漏れ!水道代はどのくらい高くなる?【減免申請の方法も解説】

給湯器やエコキュートから水漏れが発生した場合、その分の水道代がかかってしまうのか心配になりますよね。

そこで本記事では、給湯器・エコキュートの水漏れでどのくらい水道代が高くなるのか解説します。応急処置方法についても解説するので、本記事を参考にしながらすぐご自身できる対処方法を試してみましょう。

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給湯器やエコキュート水漏れで増える水道代

水漏れが発生すると、蛇口や給水管からの水が無駄になり、結果として水道メーターが回り、水道料金が増加します。

水道料金は、以下のような式で計算されます。

「基本料金」+「従量料金」=「水道料金」

「基本料金」や「従量料金」は自治体や水道局ごとに設定されていますが、水漏れを放置することで、「従量料金」が増えて水道料金が高くなります。

たとえば、基本料金が16㎥まで1,420円の神奈川県の場合、以下のように水道代がかさ増しされます。

水漏れの程度 1日の水漏れ量 1ヶ月の水漏れ分料金
ポタポタと2~3秒に1回しずくが落ちる程度 約10L(0.01㎥) 約100円
ポタポタと断続的にしずくが落ちる程度 約30L(0.03㎥) 約300円
すーっと細く水が流れている程度 約300L(0.3㎥) 約3,000円

水道料金が普段より高額な場合は、今一度水漏れがないか確認してみましょう。

給湯器・エコキュート水漏れの応急処置【水道代大幅UPを回避!】

もし、給湯器・エコキュートの水漏れが発生した場合は、以下のような処置を施しましょう。

  • エコキュートの電源を切る
  • 止水栓を閉めて水漏れを確認する
  • 業者に水漏れを確認してもらう

水漏れは気付いた時点で処置しなければ、水道代が無駄にかさんでいく一方です。

水漏れの応急処置方法について紹介します。

エコキュートの電源を切る

まずは、応急処置として給湯器の運転を停止しましょう。エコキュートの水漏れは、修理に時間がかかることがあります。

業者に連絡しても待っている間も水漏れは進行しています。リモコンで電源をオフにするか、ブレーカーを落としてください。

電源を切ればエコキュートは停止しますが、必要であればコンセントを抜くこともできます。

リモコンやブレーカーで停止できれば、コンセントを抜く必要はありません。

止水栓を閉めて水漏れを確認する

水漏れを確認するためには、止水栓を閉めます。

給湯器の電源を切った後、止水栓や元栓を閉じることで、給湯器に水が供給されなくなり、漏れる水の供給が止まります。

しかし、止水栓を閉める方法は一時的な対処法であり、問題の根本的な解決にはなりません。

専門家に調査や修理を依頼する必要があります。

業者に水漏れを確認してもらう

エコキュートの電源を切り、止水栓を閉めた後は、製造元や専門業者に水漏れの状況を報告しましょう。

事前に漏れている箇所を特定しておくと、より迅速な対応が期待できます。保証期間内であれば、修理費用は無料で対応してもらえるでしょう。

しかし、保証が切れていたり、保証外の故障だったりした場合は費用が発生するので注意が必要です。

給湯器・エコキュートの水漏れ原因は?【水道代以上にかかる修理費の目安を知ろう】

給湯器の水漏れによる水道代に悩む女性

給湯器・エコキュートの水漏れは、主に以下の原因が考えられます。

  • 初期不良や施工不良
  • 部品や配管の経年劣化
  • 配管の凍結による破損
  • 給湯器やエコキュートの耐用年数
  • 設置場所の変更
  • ヒートポンプユニットや貯湯タンクの水漏れ
  • 配管の水漏れ

それぞれの原因について、また各原因ごと修理費用目安についても紹介します。

初期不良や施工不良

エコキュートの設置直後に水漏れが発生する場合、初期不良や設置不良の可能性もあります。

配管の接続が不十分な場合など、こうした問題が水漏れの原因になることは少なくありません。初期不良や施工不良の場合は故障ではないので、早急に設置業者に連絡して対応してもらいましょう。

部品や配管の経年劣化

エコキュートの配管からの水漏れの主な原因は、「経年劣化」によるものです。

配管は通常、熱に強い素材で作られていますが、いつまでも耐久性があるわけではありません。長期間の使用や内部の熱や紫外線の影響により、経年劣化していきます。

このような経年劣化による水漏れを防ぐには、定期的なメンテナンスは不可欠です。

修理費用目安 約15,000円~50,000円(修理箇所により異なる)

配管の凍結による破損

北海道や東北地方などの積雪地域では、冬場になると頻繁に氷点下になり、エコキュートの配管が凍結して損傷することがあります。

寒冷地仕様のエコキュートには凍結防止の機能が備わっている場合もありますが、日常の使用方法によっては配管が凍結して損傷することもあるのです。

なお、エコキュートの凍結による配管の破裂の修理をしなければならない場合、配管交換が必要とります。

修理費用目安 約3万円

給湯器やエコキュートの耐用年数

エコキュートの貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットの周囲が常に湿っている場合、内部からの水漏れや配管からの水漏れしている可能性があります。

特に機器内部からの水漏れは修理費用が高額になることがあります。

もしエコキュートを設置してから10年以上経過している場合は、機器の交換を検討するタイミングかもしれません。

交換費用目安 370L:39万8000円〜
460L:42万8000円〜

設置場所の変更

設置場所を移動したことによってホースが外れたり、配管に歪みや隙間が生じたりすることがあります。

移動直後は問題がなくても、使用しているうちに水漏れのリスクが高まる可能性があるのです。

そのため、エコキュートの移動を検討する際には必ず専門業者に相談してください。

移動費用目安 3~7万円

ヒートポンプユニットや貯湯タンクの水漏れ

ヒートポンプユニットや貯湯タンクから常に水漏れがある場合は、早急に対応する必要があります。内部のゴム関連部品が経年劣化によってヒビ割れしている可能性が考えられます。

この水漏れを放置すると、内部の部品が錆びたり故障するリスクが高まり、エコキュートの寿命が短くなる可能性があります。

この場合は、自分だけの力では解決は難しいため、まずはメーカーに連絡して状況を報告しましょう。

交換・修理費用目安 約55,000円~190,000円

配管の水漏れ

水漏れが発生した場合は、速やかに対処することが必要です。

配管は非推奨の入浴剤の使用や紫外線、外気などによって内部や外部からダメージを受けやすい部品です。

通常、配管は水漏れしていない状態が望ましいため、放置すると他の部分にも影響を及ぼす可能性があります。最悪の場合、エコキュート自体の交換が必要になるかもしれません。

また、水漏れを放置することで通常よりも水道や電気代が高くなり、余計なランニングコストがかかる可能性もあります。

修理費用目安 15,000~50,000円

給湯器・エコキュート水漏れで水道代が高い…「減免申請」の方法は?

給湯器・エコキュート水漏れで水道代が高いときの「減免申請」

各家庭への給水管途中に設置されている水道メーターで計測された水道料金は、通常は水道利用者が支払うことになっています。

しかし、自治体や水道局では水漏れトラブルに対処するための「減免制度」を設けています。

水漏れトラブルが発生した場合、水漏れ修理後に申請を行うことで水道料金の減額や免除が可能です。

たとえば、見えない場所で水漏れが発生し、発見が遅れた場合、自然災害により給水管が損傷し水漏れが生じた場合、適切な使用方法にもかかわらず水漏れが発生した場合が当てはまります。

減免申請手続きは以下のような流れで行います。

  • 水漏れ箇所を特定する
  • 水漏れ箇所の「管理区分」を確認する
  • お住まいの地域の水道局に水漏れの状況について連絡する
  • 専門業者に修理を依頼する
  • 申請書に必要事項を記入して提出する

減免や免除の申請方法や条件は、自治体や水道局によって異なるため、詳細は管轄している水道局に問い合わせてください。

給湯器・エコキュート水漏れの水道代を抑えるために!まずはご相談を!

給湯器・エコキュートの水漏れが発生したら、応急処置を施してすぐに業者に依頼してください。そのままにしてしまうと、水道代がどんどん高くなってしまいます。

私たち『マルキンクリーン』はお電話から最短30分で駆けつけます。宮城・福島を中心に土日祝日問わず、24時間365日いつでも対応していますので、水漏れのような緊急の場合はぜひご相談ください。

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FAQエコキュート水漏れ発生時の水道代に関するよくある質問
エコキュートの漏水修理費用はいくらかかりますか?
1万5,000円~5万円が目安です。
エコキュートの水漏れを見つけたときには、まず何をすればいいですか?
使用を中止して電源をオフにしてください。
エコキュートから水がポタポタ垂れるのは故障ですか?
故障ではなく排水である可能性もあります。業者に確認してもらいましょう。

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