水道メーターボックス凍結防止の完全ガイド!予防効果の高い対策を徹底解説

本記事では、水道メーターボックスの凍結防止方法を徹底解説します。

外気温がマイナス4℃以下になると、水道管の凍結リスクが高まります。それに伴い、水道メーターボックスも凍結してしまう可能性があるので、水道管とメーターボックス両方の対策が必要です。

この記事ではどちらも凍結させないように、誰でもできる対策をいくつか紹介。後半、賃貸物件での対策も解説していますので、賃貸での対策を必要としている人もぜひお役立てください。

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水道メーターボックスの凍結防止方法【誰でも簡単3ステップ】

水道メーターの凍結防止策を考え中寒冷地や雪の降る地域では、水道メーターボックスの凍結防止対策が欠かせません。凍結を防ぐには、以下の3ステップを参考にしてください

  1. 道具を用意する
  2. 保温材を作る
  3. 保温材をメーターボックスに入れる

まずは必要な道具を準備します。布や新聞紙、発泡スチロール片などの保温材として使える素材と、これらを入れるためのビニール袋を用意してください。

次に、用意した素材を使って保温材を作ります。布切れや新聞紙、発泡スチロール片をビニール袋に詰めることで、中に閉じ込められた空気が断熱材として機能します。

最後に、作成した保温材を水道メーターボックスの中に入れます。

取り外しが簡単にできるよう、ビニール袋のまま配置するのがポイントです。

水道メーターボックスが地上にある場合

水道メーターボックスが地上に設置されている場合は、風や気温の影響を受けやすくなるため、さらに丁寧な対策が必要です。

水道修理依頼先の境界となる戸建て住宅のメーターボックス

まず、メーターボックス全体を布でしっかりと覆いましょう。その後、布の上に段ボールを被せることで二重の保温効果が期待できます

段ボールが風で飛ばされないよう、布で覆った後に重りを乗せて固定するのが重要です。重りを使うことで検針時に取り外しが容易になり、メーターボックスの使用に支障をきたすことはありません。

段ボールを使わない場合は、布をテープで固定する方法もあります。ただし、水道メーターボックスの指針部分を覆わないように注意してください。

水道メーターボックスと水道管はセットで凍結防止策を!

水道メーターの凍結防止策を調査中

水道メーターボックスの凍結防止対策だけでは不十分かもしれないので、セットで水道管や蛇口も対策しておくと良いです。

  • 水道管と蛇口を保温する
  • 水道管の水は抜いておく
  • 水を出し続ける
  • 追い焚き機能で温める
  • 給湯器や配管・水道メーター周辺の水気をとる

簡単にできる5つの対策について見ていきましょう。

水道管と蛇口を保温する

水道管や蛇口をむき出しのまま放置すると、冷気が直接触れることで凍結のリスクが高まります。布やタオルを巻いて保温し、その上から防水テープやビニール袋を使用してしっかり固定する方法が効果的です。

ホームセンターで購入できる専用の保温材を利用すれば、さらに高い凍結予防効果が期待できるでしょう。寒波が予想される前に早めの準備を心がけてください。

水道管の水は抜いておく

寒冷地では、水道管の内部に残った水が凍結し、管が破裂するケースが多く報告されています。そのため、使用しない時間帯は水抜きが推奨されています。

元栓を閉めた後、蛇口を開けて内部の水をすべて排出することで、凍結による膨張を防げるはずです。

元栓が固くて動かない場合や不具合がある場合は、専門業者へ相談して早めに対処してもらいましょう。

>> 水道管回りのトラブルについて相談する

水を出し続ける

凍結を防ぐには、水を少量出し続ける方法も効果的です。水が流れていると凍結しにくいため、寒波のときは蛇口をわずかに開けておくと良いでしょう。

一晩中水を出しておく場合は、鉛筆の太さ程度の水量を目安に、出した水を貯めて再利用するなど無駄を減らす工夫もあるとベスト。簡単で即効性があるため、緊急時の対策として覚えておくと安心です。

追い焚き機能で温める

給湯器の追い焚き機能を活用することで、配管周辺の温度を保ち、水道管の凍結を防げます。浴槽にお湯を張った状態で追い焚きするとより効果的です。

ただし、ガス代がかかる点や追い焚き機能がない場合は利用できないため、他の方法も検討しましょう。

給湯器や配管・水道メーター周辺の水気をとる

水道設備全体を凍結から守るには、給湯器や配管、水道メーター周辺の水気をしっかり拭き取り、乾燥させておくことです。水分が残ったままでは凍結の原因となるため、タオルや雑巾を使って徹底的に水気を除去しましょう。

このひと手間が、凍結によるトラブルを未然に防ぐ大きな効果を発揮します。

特に気温が急激に低下する夜間は、水気を残さないことが凍結防止の鍵となります。

>> 水道メーター・水道管回りのトラブルはマルキンクリーンにご相談を(宮城・福島・山形エリア)

水道メーターボックスの凍結防止策を徹底!凍結しやすい条件について

水道メーターの凍結防止策を協議中

凍結しやすい条件を理解することで、防止策が早めの段階でしやすくなります。気温の低下や設置場所、水道の使用状況などが影響するため、それぞれの条件に応じた対策を実施しましょう

ここでは、水道メーターボックスや水道管が凍結しやすい主な条件を詳しく解説し、それに基づいた防止策のポイントをご紹介します。

外気温がマイナス4℃

水道メーターボックスや水道管の凍結する主な原因は気温です。外気温がマイナス4℃以下になると、凍結のリスクが急激に高まります。

ただし、風が強い場所や保温対策が不十分な場合は、0℃程度でも凍結する可能性があります

最も冷え込む夜間や明け方は特に注意しましょう。天気予報をチェックし、連日冷え込みが続くときは早めの対策を意識してください。

日陰や屋外に水道メーターボックスがある

水道メーターボックスが屋外や日陰に設置されている場合、周囲の温度が下がりやすく、凍結のリスクが高まります。特に風通しの良い場所や北向きに設置されている場合、寒さの影響を直接受けるため、保温材を使用した対策が必要です。

また、建物の影になりやすい場所では日中も十分に温度が上がらないため、凍結が長引く可能性も考えられます。

水道管が露出している

むき出しの水道管は冷気にさらされやすく、凍結しやすい箇所となります。フレキシブル管(金属でできた簡単に曲がる配管)や保護材のない配管部分は、直接外気の影響を受けるため、氷点下1~2℃でも凍結が起こりやすいです。

凍結を防ぐには、タオルや保温チューブを巻きつけ、その上から防水加工を施すと効果的でしょう。露出した水道管の保温を怠ると、配管だけでなく給湯器や水道メーターボックス全体に影響を及ぼすため注意してください。

長期間使用しない

旅行や出張などで長期間家を留守にする場合、使用されていない水道管内の水が凍結するリスクが高まります

数日間以上使用しない場合は、水道メーターボックス内の止水栓を閉める、水を少量流し続けるなどの対策が必要でしょう。

また、半年以上利用しない場合は、水道の休止手続きも検討すべきです。寒冷期は留守中の対策をしっかりと行い、凍結による配管の破損や漏水を防ぎましょう。

水道メーターボックスの凍結防止についての注意点

水道メーターの凍結防止策を審査中

水道メーターボックスの凍結防止について解説しましたが、地域や住んでいる環境によって必要な対策が違うことがあります。また、水道メーターボックスだけではなく、排水管やトイレなど、他の部分の凍結にも注意する必要があります

ここでは、特に気をつけたいポイントについて見ていきましょう。

排水経路の凍結対策も必要

寒い地域では、水道メーターボックスや水道管だけではなく、排水管やトイレの水が凍ることもあります。例えば、トイレのタンクや便器の中に水が残っていると、それが凍って使えなくなることがあります。

このような場合は、不凍液(凍結を防ぐための液体)を使うと効果的です。不凍液を排水トラップやトイレに入れておけば、家を留守にしている間でも凍結を防げます

旅行や出張などで長期間家を空けるときは、このような対策を忘れないようにしましょう。

自治体によって推奨する対策方法が異なる

水道メーターボックスや水道管の凍結防止方法は、地域によって違うことがあります。

例えば、寒冷地では厳しい冷え込みに対応した対策が必要ですが、暖かい地域ではそれほど強い対策が必要ない場合もあります

自分が住んでいる自治体のHPや水道局の案内を確認すると、その地域に合った対策が分かります。地域の特性に合わせた対策をしっかり行うことで、凍結トラブルを防げるでしょう。

賃貸物件で水道メーターボックスが凍結したらどうなる?

賃貸住宅で水道メーターボックスが凍結してしまった場合、多くの場合は入居者がその管理責任を負うことになります

水道メーターボックスは通常、使用者に貸し出されているものなので、対策しないで凍結や破損が起きると修理費用を請求されます。

そのため、寒い時期はしっかりと凍結防止対策を徹底しておきましょう。集合住宅の水道メーターボックスの場所は、以下の画像を確認してください。

戸建て住宅と集合住宅のメーターボックス

もし凍結してしまった場合は、無理に自分で直そうとせず、専門業者に連絡して解決してもらうのが安心です。無理に触ると壊してしまう可能性もあります。

入居している賃貸住宅の契約内容や管理会社の指示も確認し、どこまでが自分の責任か把握しておくと安心でしょう。しっかりと対策して、冬場のトラブルを防ぎましょう。

>> 水道回りの凍結についてマルキンクリーンに相談する(宮城・福島・山形エリア対応)

水道メーターボックスの凍結防止策は必須!トラブルになる前に徹底しよう!

本記事では、水道メーターボックスの凍結防止策と、合わせてやるべき水道管の凍結対策も解説しました。

水道メーターボックスの凍結防止、修理責任は基本的に入居者です。「水道が出ない…」「破裂してしまった…」といったトラブルになる前に、早めに対策しておきましょう

もし水道メーターボックスが凍結してしまったり、水道管の凍結や不具合が見られる場合は、マルキンクリーンにご相談ください!宮城・福島・山形(※一部地域)エリア対応、深夜早朝でも最短30分で駆けつけ、スピーディにトラブルを対処します。

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FAQ水道メーターボックスの凍結防止に関するよくある質問
水道メーターボックスはどこにある?
戸建て住宅の場合は宅地に入った辺り、庭や駐車場の地面に埋められていることが多いです。マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、玄関のドアの外にある扉の中、または駐輪場などの別の共有スペースにまとめてある場合もあります。
水道メーターボックスの保温材は定期的に変えるべき?
保温材は定期的にチェックし、効果が薄れてそう、劣化が見られる場合は交換しましょう。
寒冷地以外でも凍結防止策はやるべき?
風が強い場所や保温対策が不十分な場合は、0℃程度でも凍結する可能性があります。天気予報や寒波などの情報を確認しながら、凍結防止対策を検討すべきでしょう。

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