洗濯機の凍結防止はこれでバッチリ!外置きや冷える浴室での対策も

この記事では、洗濯機の凍結防止をしようと考えている人向けに、対策が必要なタイミングや手軽な凍結予防法を紹介していきます。

洗濯機が凍結すると、水が出ず洗濯することができません。最悪の場合、蛇口や配管の破裂もあり得ます。そんな事態だけは避けたいですよね。

適切なタイミングで適切な対策をしていれば、被害を最小限に抑えられます。

洗濯機の凍結について、不安に感じている場合はぜひ参考にしてみてください。

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洗濯機の凍結防止法5選!

洗濯機の凍結防止方法を5つ紹介します。

  • 水抜き
  • タオル
  • 凍結防止カバー
  • 凍結防止テープ
  • 凍結防止ヒーター

ご自身でできそうな対策を実践してみてください。

水抜き

水抜きは凍結防止に最も役立つといってもいいでしょう。

なぜなら、洗濯機の凍結原因は「蛇口、ホース、水道管」などに残った水によるものだからです。

具体的には以下の手順で進めてください。

  1. 洗濯槽内に洗濯物がないか確認
  2. 給水側の蛇口を締める
  3. 運転ボタンを押して洗濯機を稼動
  4. 脱水モードにする
  5. 給水ホースや排水ホースを外して排水

洗濯機の水抜きに失敗すると、洗濯機まわりが水浸しになる可能性があります。

あらかじめ洗濯機のまわりの物をどかして、雑巾も用意しておくとスムーズに水抜きができます。

普段、凍結の心配がないような地域でも、大寒波がくると洗濯機が凍結するケースがあるので、ぜひ水抜きを試してみてください。

タオル

タオルには凍結防止効果があります。

なぜなら、タオルは表面の無数の糸が空気の層を形成しているため、タオルを巻けば内部の熱が逃げないような仕組みを作れるからです。

空気は熱伝導率が非常に小さく、空気の層を利用したタオルは保温性に優れています。

タオルの具体的な使い方は以下の通り。

  • 洗濯機の蛇口付近
  • 洗濯機の蛇口付近のむき出しになった水道管

洗濯機の水が出る蛇口付近や、むき出しになった水道管のあたりは特に凍りやすいので注意が必要です。その付近にタオルを巻くと上手く保温され、良い凍結防止策になります。

タオルは、常備している家庭も多いでしょう。突然の寒波でもタオル使えば、すぐに凍結防止策が実行可能です。

凍結防止カバー

洗濯機の凍結防止カバーは非常に便利です。凍結防止カバーには、以下のようなものがあります。

  • 蛇口の凍結防止カバー
  • 洗濯機本体のカバー

蛇口の凍結防止カバーは、シルクコットンを利用したものが多いです。

シルクコットンは繊維の間に空気をたくさん含みます。空気は熱を伝わりにくくするので保温性が高く、凍結から蛇口を守ってくれるのです。

また、屋外に洗濯機を置いている場合、冷たい風によっても洗濯機が凍結するリスクが高まります。洗濯機本体をカバーするのは、凍結防止目的としても非常に良い選択です。

凍結防止テープ

凍結防止テープには、高い保温性があります。

凍結防止テープも色々な種類がありますが、プラスチック素材の一種であるポリエチレンが使われているケースがあります。ポリエチレンは、気体や液体を通さず保温性が優れているのがポイントです。

凍結防止テープは、以下の部分で使うべきです。

  • 蛇口
  • 蛇口のむき出しになった水道管
  • 給水ホースや排水ホース

凍結防止テープは安価で、ただ巻くだけです。凍結防止テープは導入しやすいアイテムなので、活用してみましょう。

凍結防止ヒーター

凍結防止ヒーターの利用は、凍結防止策として非常に有効です。

なぜなら、凍結防止ヒーターは、電気を使い水道管などに巻きつけておくことで保温できるからです。

最近の凍結防止ヒーターには、3℃以下になると通電し、10℃で通電を停止するような、自動節電機能のついたものも存在します。

凍結防止ヒーターの具体的な使い方は、以下の通りです。

  • 洗濯機の蛇口付近に凍結防止ヒーターを巻く
  • 洗濯機のむき出しになった水道管に凍結防止ヒーターを巻く

寒冷地などでは、洗濯機の蛇口付近に凍結防止ヒーターを巻いてるケースがほとんどです。

凍結防止ヒーターは本体価格の他に電気代もかかりますが、より確実に凍結を防止するなら凍結防止ヒーターは強い味方と言えます。

洗濯機の凍結防止対策詳細!【蛇口・給水管・ホース】

洗濯機の凍結防止法について、部位別に解説します。

  • 蛇口
  • むき出しになった水道管
  • 給水ホース/排水ホース

給水用の蛇口

洗濯機の蛇口の凍結防止法として有効なものは、以下の通りです。

  • 水抜き
  • タオル
  • 凍結防止カバー
  • 凍結防止ヒーター

洗濯機の蛇口の凍結防止法として、多くの人が採用しているのが「タオル」と「凍結防止カバー」です。

タオルは安価で、すぐに取り組めるのが魅力。凍結防止カバーには、蛇口専用のカバーも存在します。蛇口の水を流しながら利用できるシルクコットンの保温性の高いカバーがあり、特に効果的です。

洗濯機の蛇口は凍結しやすい箇所なので、「水抜き」や「凍結防止カバー」を活用すると良いでしょう。

むき出しになった水道管

洗濯機の蛇口付近にある、むき出しになった水道管の凍結防止法は以下の通りです。

  • 水抜き
  • タオル
  • 凍結防止テープ
  • 凍結防止ヒーター

古いお家などで、洗濯機の水が通る水道管がむき出しになっている場合があります。もしご自宅の水道管がむき出しになっているなら、特に対策が必要です。

ここで紹介した凍結防止策を積極的活用してください。

特に「タオル」と「凍結防止テープ」はおすすめ。安価ですぐに取り組めるので、突然の寒波でも対策につながります。

給水ホース/排水ホース

洗濯機の給水ホースと排水ホースの凍結防止法は、以下の通りです。

  • 水抜き
  • タオル
  • 凍結防止テープ

寒冷地では、給水ホースや排水ホースに凍結防止テープを巻いている家庭もあります。

給水ホースや排水ホースに水が残っていると、温度が低くなったときに凍結しやすくなります。

大寒波の夜や冬に旅行などで家を長く空けるときは、きちんと水抜きをして、できれば凍結防止テープなどの処置をしておくのが良いでしょう。

凍結防止テープなら特に安く対策できるので、最低限の凍結防止策として実践することをおすすめします。

外置き洗濯機の凍結防止法は?

外置き洗濯機の凍結防止法は以下の通りです。

  • 水抜き
  • 蛇口には凍結防止カバー
  • 洗濯機そのものにカバー
  • 給水ホース/排水ホースには、凍結防止テープ
  • むき出しの水道管には、凍結防止テープと凍結防止ヒーター

外置きの洗濯機は、低い外気の影響を大きく受けます。

そのため、蛇口や給水管、給水・排水ホースすべてに、凍結防止テープや凍結防止カバーを積極的に利用するのが良いでしょう。

特に水道管がむき出しの場合は、凍結防止ヒーターの利用がベストです。

また外では風の影響も受けるため、洗濯機を風から守る防風カバーの利用も検討してみてください。

ドラム式洗濯機の凍結防止法

ドラム式洗濯機の凍結防止法は以下の通りです。

  • 水抜き
  • タオル
  • 凍結防止カバー
  • 凍結防止テープ
  • 凍結防止ヒーター

基本的にドラム式洗濯機と縦型式洗濯機で、凍結防止方法に違いはありません。

ただし、ドラム式洗濯機は「水抜き」の方法が若干異なります。ドラム式洗濯機の水抜きの手順は以下の通りです。

  1. 洗濯機の中を空にする
  2. 蛇口を締める
  3. 電源を入れて洗濯機をまわす
  4. 糸くずフィルターをゆるめ水を抜く
  5. 排水口から排水ホースを抜く

注意点として「糸くずフィルターをゆるめて水を抜く」という、ひと手間が加わります。これはドラム式洗濯機の特殊な作業で、糸くずフィルターに水がたまる仕組みだからです。

機種によって若干違うので、上手くいかなければマニュアルを参照しましょう。

洗濯機の凍結防止は本当に必要?【凍りやすい箇所とそのメカニズム】

洗濯機の凍結防止は必要不可欠です。

特に洗濯機は、以下の3箇所が凍結しやすいとされています。

  • 洗濯機の水を供給する蛇口
  • 給水ホース
  • 排水ホース

むき出しになっている場合は、蛇口付近の水道管も凍結しやすいので注意してください。

凍結防止策を始めるタイミングは、外気温0度が予報されているくらいがおすすめです。

ただし、風が強ければ凍結する可能性があるので、大寒波の日や外に洗濯機が置いてある場合は、0度前から対策に打って出た方が凍結リスクが低く済むでしょう。

洗濯機の凍結防止法を実践したのに!凍ってしまったら…

凍結防止策を徹底しても、洗濯機が凍結してしまうことがあります。

そのような時は、以下のように対処してください。

  • 50度程度のぬるま湯をかける
  • 自然に溶けるまで待つ

洗濯機が凍結してしまったら、50度程度のぬるま湯をかけて溶かしてください。

ただし、熱湯をかけると温度差により蛇口などが破損する恐れがあるので、温度には要注意

また、外気温が上がってくるなら、「自然に溶けるまで待つ」のが最も破損のリスクがないことは頭に入れておきましょう。もしも洗濯機が凍結してしまった場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

洗濯機の凍結防止がまだ不安…プロへの相談なら

今回の記事では「洗濯機の凍結防止法」について解説しました。

万が一、洗濯機の凍結で配管が破裂してしまったら、最後に頼りになるのはやはりプロ。自分で修理するよりも、プロに任せた方が安全に進められます。

古い給湯器を長年使っていて「凍結でおおごとになる前に交換したい」など、水回りのお困りごとがある方は、宮城・福島対応!地元密着型の水道局指定工事店『マルキンクリーン』まで、ぜひご相談ください。

公式サイト https://mk-clean.com/
公式LINEアカウント https://lin.ee/p0XdL1V

 

FAQ洗濯機の凍結防止対策に関するQ&A
洗濯機の凍結しやすい箇所はどこですか?
洗濯機の凍結しやすい箇所は「蛇口、給水ホース、排水ホース」などの水の通る場所です。
洗濯機が給水できないのは凍結が原因ですか?
給水できないときは「給水栓が開いていない、水道が凍結している、給水フィルターにゴミが詰まっている、断水している」などの可能性があります。
洗濯機の水抜きをしないとどうなりますか?
気温が低下すると、洗濯機の中の水や給水ホースの中の水が凍結します。そのため水抜きをしないのは、それだけ凍結リスクを上げることを覚えておくと良いでしょう。

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