パナソニックの洗濯機から水が少ししか出ないときの対処法【原因別】

この記事では、パナソニック洗濯機で水が少ししか出ないときの対処法を徹底解説します。

パナソニックの洗濯機では、規定時間内に洗濯に必要な量の給水がされないと「U14」のエラー表示が出ますが、必ずしも故障が原因とは限りません。

「自分で対処できる？」
「業者に頼んだ方が良い？」

といった疑問が解消できるほか、記事後半では、業者に依頼すべきケースや作業依頼の流れもご紹介。パナソニック洗濯機で水が少ししか出なくてお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。

パナソニック洗濯機の水が少ししか出ない際の5大原因

パナソニック洗濯機で水が少ししか出ない場合、原因の多くは以下の5つです。

• 給水栓の不備
• フィルターの詰まり
• 断水
• ホースの凍結
• 本体故障

適切に点検すれば多くは自分で対処できますが、放置すると洗濯に支障が出ます。各原因の特徴と対策を確認し、早めに対応しましょう。

給水栓が開いていないまたは開きが悪い

給水量が減った時は、まず蛇口（給水栓）がきちんと開いているか確認しましょう。パッキンの劣化や固着で開きが悪いこともあります。

スムーズに回らない場合は工具や潤滑剤で調整し、それでも改善しなければ修理・交換を検討してください。

給水フィルターがつまっている

給水ホースの根元にあるフィルターがゴミやサビで詰まると、水量が大きく減ります。ホースを外してフィルターを水で洗い、汚れがひどい場合は交換しましょう。

フィルター掃除を定期的に行えば、水の流れがスムーズになりトラブル防止にも役立ちます。

断水している

断水が原因の場合は、蛇口を開けても全く水が出ないことが多いです。マンションや戸建てでも、計画停水や一時的な工事が実施されている場合があります。

管理会社や水道局の情報を確認し、復旧を待ちましょう。断水明けはフィルターやホース内の異物混入も多いので、復旧後の点検も忘れずに。

給水ホースが凍っている

冬季は給水ホースや蛇口部分の凍結が原因で水が出なくなることがあります。触ってみて異常に冷たかったり、霜がついていたら凍結の可能性が高いです。

ドライヤーやぬるま湯で少しずつ解凍し、破損していないかも確認しましょう。破損が見つかった場合は水道業者に修理を依頼してください。

本体が故障している

上記の原因をすべて確認しても改善しない場合、本体内部の故障が考えられます。

まず電源を一度切り、数分後に再起動してみてください。異音やエラー表示、まったく動かない場合は、パナソニックの修理窓口または販売店に相談しましょう。

基板や給水弁の交換が必要なケースも多いため、自己判断は避けてください。

パナソニック洗濯機の水が少ししか出ない時に家庭でできる対処法4選

水が少ししか出ない場合、家庭で試せる簡単な対処法もいくつかあります。症状の原因を切り分けながら進めることで、無駄な修理費用や時間を節約できます。

以下の方法を順に試すことで、多くのケースで改善が見込めます。

水道の元栓や蛇口が開いているか確認する

水道の元栓や蛇口がきちんと開いていないと、給水量が不足します。久しぶりに蛇口を開ける場合は、内部のパッキンが劣化して固着していることもあります。

もし蛇口が固くて回しにくい場合や、水漏れがある場合はパッキン交換を検討してください。

ホースのつまりや曲がりを確認する

給水ホースが途中で曲がったり、家具などに挟まれていないか確認しましょう。ホースの途中が押しつぶされたり、見えにくい場所で折れ曲がっていると水量が減少します。

ホース全体を軽く持ち上げてストレートな状態に戻し、異常がなければ再度洗濯機を作動させて水量を確認してください。

フィルターのつまりを除去する

給水ホースを外し、フィルター部分のゴミやサビを取り除きます。固くなった汚れは歯ブラシや綿棒でやさしく掃除し、水ですすいで戻しましょう。

フィルターが破損していた場合は交換が必要です。

凍結した水道管を解凍する

冬季に蛇口やホースが凍結した場合、ドライヤーやタオルにくるんだぬるま湯でゆっくり解凍します。急激な加熱や熱湯はホースや部品の破損を招くため避けてください。

凍結によってホースや蛇口が破損している場合は、水道修理業者に連絡し、修理交換を依頼するのが安全です。

パナソニック洗濯機の水が少ししか出ない！業者に頼むべき3つのケース

自分で対処しても改善しない場合や、給水周り以外に問題がある場合は業者への相談が必要です。

以下では、業者に依頼したほうが良いケースを3つに分けて解説します。

本体の設定を見直しても改善されない

電源の入れ直しや基本的な操作・設定の見直しを行っても症状が続く場合、本体内部の電子基板やセンサーの異常も考えられます。

パナソニック公式の修理窓口や販売店に相談し、専門技術者の点検・修理を依頼してください。

給水弁が故障している

給水弁が動かない・開閉不良の場合、専門的な分解や部品交換が必要です。

パナソニック修理窓口や販売店のほか、自治体が指定する水道工事店でも対応可能なことがあります。早めに相談し、交換や修理の見積もりを取ってください。

単水栓や給水管などに不具合が生じている

蛇口（水栓）や給水管自体に劣化・破損がある場合は、水道局指定の工事店に連絡しましょう。

パッキン交換だけでは直らない漏水や異音もプロによる調査が必要です。適切な業者に依頼し、必要な部品交換や修理を実施してください。

パナソニック洗濯機の給水量を増やす際の依頼の流れ

洗濯機本体に異常がなく、給水量だけを増やしたい場合は水栓や給水管の工事が効果的です。水道局指定工事店なら適切な工事で水圧や給水量を調整できます。

給水弁や水栓の交換で大きく改善する例も多いため、早めの相談がおすすめです。

水道局指定工事店に依頼した場合の作業の流れ

給水量の改善や修理が必要な場合は、水道局指定工事店への依頼が確実です。専門の資格を持つ作業員が現場の状況を正確に把握し、必要な工事や部品交換を適切に行えるためです。

以下、実際の依頼から作業完了までの基本的な流れをご紹介します。

1. 電話や問い合わせフォームで相談・見積もり
2. 現地確認後に最終見積もりを出してもらう
3. 作業の実施
4. 動作確認をして作業完了

見積もりや現地調査で不明点があれば、その場で細かく質問するとよいでしょう。

パナソニック洗濯機の給水が少なくてお困りなら【プロの業者に相談を】

パナソニックの洗濯機を使用していて、水が少ししか出ない場合は、まずは原因を調べてみましょう。原因によっては、簡単な対処で改善できるケースもあります。

ただし、コントローラーや給水弁の故障の場合は主にメーカーへ、水栓や給水管などの不具合であれば水道局指定工事店への相談が必要です。

下記の対象エリアで、パナソニック洗濯機の給水が少なくてお困りの際は、水道局指定工事店の『マルキンクリーン』にご連絡を。出張費やお見積もり・相談も無料で対応しているので、原因がわからない時も、お気軽にお問い合わせください。