郡山市で水道凍結したら?対処の流れを徹底解説【適切な依頼先・復旧費用相場も】
本記事では、郡山市で水道が凍結した場合の対処の流れや修理の依頼先などを詳しく解説します。凍結復旧費用の相場や業者の選び方が知りたい方も必見です。
凍結によって水が出なくなると日常生活に支障をきたすため、できるだけ早く復旧させたいものでしょう。2023年12月中旬には福島県に寒波が襲来し、郡山市にも大きな影響が出たのは記憶に新しいところです。
凍結に困っている方は本記事をチェックして、水道の復旧を進めましょう。
郡山市で水道凍結した場合の対処の流れ
水道が凍結した場合の対処の流れについて解説します。具体的な流れは以下の通りです。
- 凍結箇所を特定する
- 応急処置を施す
- 水道管が破裂している場合は元栓を閉める
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.凍結箇所を特定する
水道が凍結している場合、凍結箇所を特定します。
水道管が凍結するのは、外気温がマイナス4度を下回った場合です。特に凍結しやすいのは、以下に設置されている水道管です。
- 日当たりの悪い場所にある水道管(住宅の北側など)
- 北風が強く当たる場所
- 水道管がむき出しになっている場所
屋内と比較して屋外の水道管の方が凍結しやすく、特に水道管がむき出しになっている場合、凍結温度のマイナス4度を下回るだいぶ前から凍り始める場合があります。
2.応急処置を施す
凍結箇所が判明したら、その箇所に応急処置を施します。
詳しくは後述しますが、お湯やドライヤー、カイロなどを使用して水道管を温め、無事解凍できれば水道が使えるようになります。
3.水道管が破裂している場合は元栓を閉める
凍結によって水道管が「破裂」している場合は、急いで水道の元栓を閉めてください。
水道管破裂による水漏れの被害を最小限に防げるです。
水道管が破裂すると水漏れにより土壌への被害が発生したり、漏れた分の水に対して水道料金を請求されたりするため、注意してください。
できるだけ被害を小さく抑えるために、迅速に元栓を閉めましょう。
破裂箇所に手が届くようなら、タオルや防水テープを巻いて応急処置を施してください。
4.水道局指定業者もしくは水道局に連絡する
水道管の凍結を解消できない場合や、前述のように急を要する場合は、水道局の指定業者もしくは水道局に連絡しましょう。
どちらに連絡するべきか詳細は後述します。
郡山市で水道凍結した場合の修理の依頼先は?
郡山市で水道が凍結した際、状況によっては修理依頼が必要です。ただし、凍結した箇所やトラブルが発生している箇所によって、修理の依頼先が異なるため注意が必要です。
以下のポイントを押さえて、適切な依頼先を判断しましょう。
- 自宅の敷地内の水道修理は費用が自己負担になる
- 自宅の敷地外の水道修理は費用を自治体が負担する
- マンションの場合は水道メーターを境界に修理義務者が変わる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自宅の敷地内の水道修理は費用が自己負担になる
自宅の敷地内で水道修理が必要になった場合、基本的には所有者の財産となるため、修理費用は自己負担となります。
そのため、以下に該当する場合は自分で修理を依頼する必要があります。
- 敷地内の地面から水漏れしている
- 水道メーターボックス内で水漏れしている
メーターボックス内については、量水計は水道局が貸与していますが、止水栓は所有者のものです。
修理は地域に登録されている水道局指定の水道業者に依頼しましょう。
自宅の敷地外の水道修理は費用を自治体が負担する
自宅の敷地外で水漏れが発生している場合は、自治体(郡山市)が修理を行います。修理費用も郡山市の負担となるため、住宅所有者が修理費用を支払う必要はありません。
この場合は、地域を管轄する水道局への連絡が必要です。郡山市の水道局の問い合わせ先は以下の通りです。
- 郡山市上下水道局(お客様サービス課):024-932-7666
- 郡山市上下水道局(水道施設課):024-932-7642
(参考:郡山市市役所 郡山市上下水道局 問い合わせ先一覧)
なお、水道管の場合は水道メーターを境に、蛇口側が住宅所有者に、配水管側が自治体に修理責任が発生します。
ただし、どこで水漏れを起こしているのかはっきり分からない場合は、水道業者への水漏れ箇所の調査依頼が必要で、調査費用は依頼者が負担します。
マンションの場合は水道メーターを境界に修理義務者が変わる
マンションで水漏れが発生した場合も、水道メーターを境界に修理義務者が異なります。
水道メーターよりも自宅側で水漏れが発生している場合は、居住者が修理義務を負います。一方、水道メーターよりも外側で水漏れが発生している場合、共有部分での水漏れとなるため、修理義務者となるのはマンションのオーナーや管理会社です。
居住者が修理を依頼する場合は水道局指定の水道業者に連絡します。共有部分での水漏れが発生している場合は、マンションオーナーや管理会社にすぐ連絡しましょう。
【郡山市】水道凍結した箇所を特定する方法
水道が凍結してしまった場合、どのように凍結箇所を特定すればいいのか紹介します。
自宅の蛇口をひねり、水が出ない蛇口を特定しましょう。
次に、水の出ない蛇口から順に配管を辿っていき、屋外の配管や水道メーターボックスの周辺を確認します。屋外で水道管がむき出しになっているところや、家屋の北側にある水道管は凍結しやすいため、入念にチェックしてください。
また、給湯器に接続している水道管が凍結するケースもあります。
凍結箇所が判明したら、後述する応急処置を施し、解凍できるかどうか試してください。
凍結箇所が分からない場合は、部屋の暖房をつけて扉を開放し、部屋全体に暖気を行き渡らせれば、解凍が早まるケースがあります。
【郡山市】水道凍結時の応急処置3選
郡山市で水道が凍結した場合にできる応急処置の方法を3つ紹介します。以下の方法で解凍を試してください。
- お湯とタオルを使って水道管を温める
- ドライヤーやカイロを使って水道管を温める
- 自然解凍を待つ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
お湯とタオルを使って水道管を温める
水道管が凍結した場合の応急処置として、お湯とタオルを使って水道管を温めます。
凍結箇所にタオルを巻き付け、そこに40~50度程度のお湯をかければ、水道管を解凍できます。
ここで注意したいのが、熱湯を使わないことです。凍結箇所に熱湯をかけると、熱膨張が発生し、水道管が破裂するケースがあります。人肌かそれよりも少し暖かい程度のお湯を使ってください。
ドライヤーやカイロを使って水道管を温める
ドライヤーやカイロを使って、凍結箇所を温めるのも有効です。
ドライヤーの温風やカイロは水道管に当て続けられるため、お湯をかけるよりも早く解凍できる可能性があります。
ただし、ドライヤーを使用する場合は近くにコンセントが必要です。コードの長さに限りがあるため、凍結箇所によっては延長コードが必要になったり、コンセントが遠すぎてドライヤーが使えないことも。その場合は、屋外ならぬるま湯、屋内ならカイロといった別の方法を試してみてください。
自然解凍を待つ
「応急処置」とは言えませんが、水道管凍結時の対処法として一番確実なのは、自然に解凍するのを待つことです。
気温が上昇すれば、水道管内の凍結は解消され、水道が使えるようになります。急激な温度の変化もないため、水道管破裂のリスクを高める心配もありません。
ただし、気温が低い日や天候が悪い日が続くと、凍結が悪化したり、いつまで経っても凍結が解消されないこともあります。そのような場合は、上記で解説した応急処置を試したり、業者に相談したりしてください。
【郡山市】水道凍結で水道管が破裂した場合の応急処置
水道管が「破裂」に至った場合、応急処置を施してからすみやかに水道業者に連絡してください。
まずは、水道の元栓を閉め、これ以上水漏れ被害が拡大しないよう対処します。
次に、水漏れしている部分にタオルを巻き、防水テープで固定します。水漏れ箇所の下にバケツを置き、漏れてくる水を受けられるようにすれば、応急処置は完了です。
応急処置が終わったら、水道業者へ修理を依頼する他、賃貸物件に住んでいる場合はオーナーや管理会社へ連絡しましょう。
業者が来るまでの間に、水漏れでたまった水は地道にタオルで吸い取れば、被害を最小限に食い止めることができます。
【郡山市】水道凍結を復旧・修理する際の費用相場
ここでは、水道凍結の復旧・修理にかかる費用の相場を紹介します。修理内容ごとの費用相場は、以下の通りです。
修理費用の相場 | |
---|---|
電気解氷機や高温スチーム機を使った解凍作業の相場 | 10,000~20,000円程度
※凍結箇所によっては30,000円程度になる場合も |
それ以外の解凍作業の相場 | 夜間作業:10,000円前後の追加費用 |
水道管が破裂した場合の修理費用の相場 | 20,000~30,000円程度
※床下・壁に埋まった水道管の場合は30,000~50,000円程度 |
それぞれ詳しく解説します。
電気解氷機や高温スチームでの解凍費用の相場
水道が凍結した場合、解氷作業が必要です。
水道業者が解氷作業を行う場合、電気解氷機や高温スチームを使いますが、いずれの作業を依頼した場合も作業料金は10,000円~20,000円程度です。
ただし、凍結箇所や作業を依頼する時間帯、現場の状況等によっては、費用が30,000円程度に膨らむケースもあります。
破裂した水道管の修理費用の相場
水道凍結が原因で水道管が破裂した場合は、破裂箇所の部品交換が必要です。部品代に加えて工賃がかかり、解氷作業よりも費用が高くなります。
水道管が破裂した場合の修理費用の相場は20,000円~30,000円程度です。
なお、自宅の「床下」や「壁の中」の水道管が破裂している場合は、床や壁を壊して水道管を修理しなければなりません。
この場合、修理費用は30,000円~50,000円程度になる他、壊した床や壁の修復費用が必要になります。
その他の修理費用の相場
水道管の解氷作業や修理・交換作業を夜に依頼する場合、追加料金が発生するケースがあります。
水道業者が営業時間外に対応するためです。追加費用の相場は10,000円程度です。
とはいえ、水道管を凍結したまま放置すると、水道管破裂のリスクが高まります。夜間は気温の上昇が見込めないため、できるだけ早く業者に復旧を依頼するのが賢明です。
対応してもらえる業者がある場合は、前向きに利用を検討しましょう。
郡山市で水道修理を依頼する際の注意点
郡山市で水道修理を依頼する場合、以下のポイントに注意しましょう。
- 水道局指定工事店を選ぶ
- 実績が豊富な水道業者を選ぶ
- 賃貸住宅では管理会社やオーナーに相談する
- 無料見積もりを取って対応や費用を確認する
それぞれ詳しく解説します。
水道局指定店を選ぶ
水道業者に水道凍結の復旧や修理を依頼する場合は、水道局指定工事店を選ぶことが重要です。
水道局指定工事店とは、水道工事が適切に実施できると認定された水道業者で、指定の要件をクリアできる専門知識や技術をもっています。
一方、非指定工事店でも凍結の復旧・修理を依頼できる場合がありますが、無資格者の工事によってトラブルが発生するケースもあります。
トラブルや余計な出費を避けるためにも、水道局指定工事店を選んでください。
実績が豊富な水道業者を選ぶ
水道凍結の修理業者は、実績が豊富な業者を選びましょう。
施工実績が多い業者ほど、技術や知識に加えて高い対応力があります。
また、修理を依頼した人の口コミや評判を参考にするのもおすすめです。
実績の有無や評判のよしあしを判断できない場合は、大手の水道業者に依頼するのが無難でしょう。
無料見積もりをとって対応や費用を確認する
水道業者に修理を依頼する場合は、無料見積もりを取ってください。
見積もりを依頼する際の対応や、見積もりに記載内容、費用を確認すれば、業者のよしあしを判断できます。
見積もりの対応が丁寧な業者や、見積書に工事費用や工事内容が細かく記載されている業者は、信頼できます。
また、可能であれば複数の業者から相見積もりを取って、費用を比較するのがおすすめです。修理費用が極端に高いもしくは低い業者は避けた方が無難です。
郡山市で水道修理を依頼するならマルキンクリーンまで
今回は郡山市で水道が凍結した場合の対処の流れや修理の依頼先、修理費用の相場について解説しました。
水道が凍結した場合は、手順を追って対処した後、修理箇所に応じて水道局や指定水道業者に連絡しましょう。また、水道修理でトラブルに巻き込まれないよう、注意点を意識して修理対応することが重要です。
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