トイレつまりの洗剤を使った直し方!中性・アルカリ・酸性洗剤の使い分けは?
この記事では、洗剤を使ったトイレつまりの解消法をお伝えします。
トイレつまりは、身近な洗剤を使って解消することができる場合がありますが、中性、アルカリ、酸性のそれぞれの洗剤を適切に使うことが大切です。
そこで今回は、中性、アルカリ、酸性それぞれの洗剤の使い分け方などをわかりやすくご紹介していきます。
あわせて、トイレつまり修理業者が必要なケースや、トイレつまり修理業者の選び方についてもご紹介するので、ぜひご活用ください。
【洗剤の種類別】トイレつまりを洗剤で直す方法
トイレつまりを洗剤で直す時は、つまりの原因に合った洗剤を扱うことが非常に大切です!
そのため、ここからは、洗剤の種類別に、対処可能なトイレつまりの原因をご説明します。
ただし、トイレつまりの中には緊急性を要するケースもあるので、一刻も早くトイレつまりを解消したいという方は、トイレつまり修理業者に相談することをおすすめします。
その場合は、この後の業者の料金相場や、業者選びのポイントをチェックしてみてください。
酸性洗剤
まずは『酸性洗剤』を使ったトイレつまりの直し方をご紹介します。
特徴
酸性洗剤とは、サンポールやデオライトなどに代表される、酸性の成分が配合された洗剤です。
酸性洗剤には、尿石や水垢などアルカリ性の汚れを中和して落とす効能があるため、尿石や排泄物が原因でトイレつまりを起こしている場合に有効です。
また消臭効果も期待できるため、汚れがひどいトイレにも効果的です。
使い方
酸性洗剤を使ってトイレつまりを直す時は、まず以下のものを準備します。
- 市販の酸性洗剤(250m程度)
- トイレ用ブラシ
- バケツ
手順は以下を参考にしてください。
- 便器内の水を汲み出して水位を下げる
- 目皿を外し酸性洗剤に5分間浸す(男性用トイレ)
- 5分経ったらブラシを使って尿石をこすり落とす(男性用トイレ)
- 便器に酸性洗剤を250ml入れ、15分間程度放置する。
- 15分経ったらバケツ一杯の水を流し、排水できるか確認する
尿石がなかなか取れない場合や、1度でトイレつまりが解消しない場合は、この作業を2~3回繰り返します。
数回繰り返してもトイレつまりが解消されない場合は、他の原因も考えられます。その場合は、業者に相談した方がよいでしょう。
中性洗剤
次は『中性洗剤』を使ったトイレつまりの直し方をご紹介します。
特徴
中性洗剤は、家庭向けの食器用洗剤などでよく見られるタイプの洗剤です。
酸性とアルカリ性の中間の作用を持ち、軽度のトイレつまりに効果的です。
便器や排水管を傷つけたり、有害なガスが発生したりするといったリスクがないので気軽に試せる方法と言えるでしょう。
使い方
中性洗剤を使ってトイレつまりを直す時は、以下のものを用意します。
- 中性洗剤100ml
- 50~60℃程度のお湯バケツ1杯分
手順は以下を参考にしてください。
- 便器内の水位を半分以下にする
- 中性洗剤100mlを便器に注ぐ
- バケツ半分程度のお湯を便器に注ぎ、そのまま20分ほど放置する
- お湯が減ったら、残りのお湯を注ぎ、排水できるかを確認する
- レバー(小)を回して問題なく水が流れるかどうかを確認する
手順「4」でお湯が減らない場合はトイレつまりが解消されていません。
そのまま、「5」を試してしまうと大量の水が溢れてしまいます。
中性洗剤ではトイレつまりが直らない可能性があるため、他の方法も試してみましょう。
アルカリ洗剤
次に、アルカリ洗剤を使ったトイレつまりの直し方をご紹介します。
特徴
アルカリ性洗剤は、キッチンハイパーなどに代表される塩素系洗剤のことです。
トイレットペーパーや排泄物、さらには髪の毛などを溶かす作用もあるため、中性洗剤では解消できなかったトイレつまりにも効力を発揮します。
ただし、同じアルカリ成分である尿石には効かないので、尿石の除去は先ほどご紹介した酸性洗剤を使いましょう。
使い方
アルカリ性洗剤でトイレつまりを直す時は、まずは以下のものを準備しましょう。
- 市販のアルカリ性洗剤
- バケツ
手順は以下を参考にしてください。
- 便器内の水位を半分以下にする
- アルカリ性洗剤を100〜250ml程度流し込む
- 30分以上放置する
- バケツで便器にゆっくり水を注ぎ、水位が下がるかどうかを確認する
- レバーを回して排水されることを確認する
手順「4」で水位が下がらない場合はトイレつまりが解消されていない、ということです。
アルカリ性洗剤では解消できない可能性もあるので、別の方法を試すか、お急ぎの場合はトイレつまり修理業者に相談しましょう。
洗剤でトイレつまりを解消する時の注意点
洗剤の種類別にトイレつまりの直し方をご紹介してきました。これらを実践する前に、これからご紹介する注意点もしっかり確認しておきましょう。
手と目を保護する
特に、酸性洗剤とアルカリ性洗剤は強い成分を含むため、素手ではなくゴム手袋をつけて作業しましょう。
このとき、手だけでなく、目の保護も忘れてはけません!
トイレ用ブラシを使っている時に洗剤を含んだ水が目に入ると非常に危険です。サングラスや水泳用のゴーグルをつけるとよいでしょう。
違う種類の洗剤は混ぜない
違う種類の洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生する場合があるため大変危険です。
その証拠に、酸性洗剤や塩素系のアルカリ性洗剤のパッケージには必ず「まぜるな危険」と書かれています。
同時に使用しないのはもちろんのこと、酸性洗剤を使用した後に、十分に水を流さずアルカリ性洗剤を使ってしまうケースがあります。
大変危険ですので、複数の方法を試す時は、必ず前に使用した洗剤を完全に落としましょう。
換気は十分に
洗剤を使ってトイレつまりを直す時は、換気にも気を配りましょう。
特に、酸性洗剤やアルカリ性洗剤は刺激臭を伴うものもあり、気分が悪くなってしまうこともあります。
また、誤って種類が違う洗剤を混ぜてしまい有毒ガスが発生した場合も、窓が開いていたり、換気扇が作動していれば、健康被害を最小限にとどめることができますよ!
トイレつまりでトイレ修理業者が必要なケース4選
トイレつまりの中にはトイレつまり修理業者に依頼した方がよいケースがあります。
これからご紹介する4つのケースは、洗剤でのトイレつまり解消は難しいので、早い段階で業者に相談しましょう。
水に溶けない異物が詰まっている
トイレつまりの原因が水に溶けない異物の場合は、洗剤を使ってもトイレつまりは直りません。
スマホ、メガネ、生理用ナプキン、オムツ、石鹸、スポンジなどがその例ですが、これからのものは水に溶けないため、流してはいけません。
自力で除去できない場合は速やかにトイレつまり修理業者に相談しましょう。
トイレつまりの原因がわからない
トイレの構造は意外と複雑なので、つまりの原因を特定するには専門知識が必要なこともあります。
あちこちいじっているうちに異臭や水漏れなど他の問題を併発する可能性が高いので、なるべく早い段階でトイレつまり修理業者に相談しましょう。
水漏れを起こしている
トイレつまりだけでなく、同時に水漏れが起きている時はすぐにトイレつまり修理業者に連絡しましょう。
特に集合住宅の場合は、下の階まで水漏れしてしまう可能性もあるため緊急事態です。
24時間対応している業者を選べばすぐに駆けつけてもらえて安心ですよ!
水流が弱い
トイレの水が少しずつ流れる場合は、排水管やタンクに問題がある可能性も。トイレつまり修理業者に依頼するのがベストです。
故障が起きている箇所を特定するのは難しく、修理には専用の部品や器具が必要だからです。
トイレつまり修理業者であれば、最短で駆けつけ、適切な修理をしてくれますよ!
トイレつまり修理業者を選ぶポイント4選
洗剤で直らないトイレつまりや緊急性が高いトイレつまりは、トイレつまり修理業者に依頼するのがもっとも確実でスピーディーです。
しかし、トイレつまり修理業者の数は多く、なかなか一社に絞るのは難しいですよね!
そこでここでは、トイレつまり修理業者を選ぶ時のポイントをご紹介します。
明朗会計
トイレつまり修理業者は、必ず明朗会計の業者から選びましょう。
具体的に言えば、料金システムが明朗かつ作業前に見積もりをしてくれる業者を指します。
トイレつまり修理業者の料金システムは業者によって異なりますが、優良業者であれば必ずHPに料金システムや、実際の施行例を掲載しています。
さらに、作業前に必ず現場で見積もりを作成してくれるため、事前に料金を把握できます。
明朗会計ではない業者は、たとえ格安を謳っていたとしても、実際の料金は高額になることもあるため注意が必要です!
対応が早い
トイレつまりの中には緊急を要するケースも。その場合は対応の早さがトイレつまり修理業者選びの大切なポイントになります。
24時間365日対応している業者であれば、深夜や早朝でも駆けつけてくれるのでおすすめです。
特に、「最短○○分で到着」など対応時間の目安を記載している業者は対応が早い傾向があります。
実績が十分にある
トイレつまり修理業者を選ぶときは実績にも着目しましょう。
創立○年、年間実績○件、などの実績をHPに掲載している業者は、比較的信頼できる業者と言えます。
さらに「水道局指定工事店」に認定されている業者であれば、作業員に有資格者を含むため、一定の技術力が確かめられます。
水道局指定工事店であれば、水漏れやトイレのリフォームで国の補助を利用することもできますよ!
口コミ評価が高い
トイレつまり修理業者は、口コミ評価が高い業者から選びましょう。
口コミは実際にその業者を利用した人の生の声、HPには記載されていないリアルな情報の宝庫です。
Google、SNS、ランキングサイト、業者のHPなど、複数の媒体の口コミをチェックすれば信憑性がアップします。
極端に口コミ評価が低い業者は、何かしら問題があることが多いので避けるのが賢明でしょう。
洗剤では解消しないトイレつまり!業者に依頼したときの料金相場は?
トイレ修理業者に依頼する際、やはり料金は気になりますよね!
そこでここでは、トイレつまり修理を依頼した時の料金相場についてお話したいと思います。
トイレ修理業者の料金システム
トイレ修理業者の料金シテムは業者によって異なりますが、多くの業者は「基本料金+作業費」を採用しています。
業者によっては、この2つの加えて深夜や早朝の追加料金などがかかるケースもあります。
トイレ修理業者の料金相場
ここでは、トイレ修理業者の『基本料金』と『作業費』の料金相場をそれぞれ紹介していきます。
基本料金の相場
トイレ修理業者の基本料金および、早朝・深夜に作業する場合の追加料金などの相場は以下になります。
基本料金 | 0~5,000円 |
早朝&深夜料金 | 0~3,000円 |
出張料金 | 0~3,000円 |
見積もり費用 | 0円 |
トイレ修理の作業費の相場
トイレつまり修理の料金は原因によって変わります。
原因別の料金相場は、以下の表を参考にしてください。
軽度のトイレつまり除去(ペーパーなど) | 5,000円~ |
中度のトイレつまり除去(専門器具使用) | 7,000円~ |
排水管の清掃(ワイヤー使用) | 5,000円~ |
排水管の清掃(薬品使用) | 10,000円~ |
排水管の高圧洗浄 | 15,000円~(戸建て)35,000円~(集合住宅) |
便器着脱作業 | 10,000円~ |
排水管調査(ファイバースコープ使用) | 20,000円~ |
排水枡の清掃(1ヶ所) | 2,000円~ |
便器の脱着 | 20,000円~ |
※料金相場はあくまで目安です。最終的な料金は、必ず各業者に見積もりを依頼して確認しましょう。
トイレ修理業者を安く利用する方法3選
トイレつまり修理業者の料金相場を見て「ちょっと高いな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここでは、トイレつまり修理業者を安く利用するためのコツをご紹介します!
複数の業者の見積もりを比較・検討する
トイレつまり修理業者を安く利用したいなら、複数の業者の見積もりを比較・検討しましょう!
見積もりは現場でトイレの状態を見て作成するため、見積もりさえとっておけば、基本的に支払い時の追加料金が発生することはありません。
見積もりを比較すれば、一番安いトイレつまり修理業者も一目瞭然。
ただし、トイレつまり修理業者の中には見積もりが有料な業者もあるため、必ず事前にHPで確認してください。
トイレつまりが軽度のうちに依頼する
トイレつまり修理の料金は原因と状態によって変わります。
軽度のトイレつまりは作業時間も短く低料金ですが、重度になれば作業時間も料金もアップします。
上の料金相場を見ても、軽度のつまりは作業料金が5,000円~なのに対し、重度のトイレつまりの際に行われる高圧洗浄は15,000円~となっています。
つまり、トイレつまり修理業者の料金を安く抑えたいなら、早い段階で依頼した方がよいということですね!
キャンペーンを実施している業者を選ぶ
トイレつまりの修理は、キャンペーンを実施している業者を選べばお得に依頼できます!
WEB限定割引、基本料金無料キャンペーン、紹介割引、リピート割引など業者によってキャンペーンの内容は様々です。
金額にして数千円もお得なので利用しない手はありません!
キャンペーンの内容は業者のHPに記載されているので、ぜひチェックしましょう。
洗剤で解消しないトイレつまりは業者におまかせ
今回は、トイレつまりの洗剤を使った直し方をご紹介しました。
トイレつまりは原因や状態によっては洗剤を使った直し方では解消しないこともあります。
そんな時はぜひ『マルキンクリーン』にお任せください!
マルキンクリーンは創業20年、そして年間1,500件以上の実績があります。
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