リンナイの給湯器からお湯が出ないときはどうする?【症状別の対処法も徹底解説】
本記事では、リンナイユーザー向けに給湯器からお湯が出ないときの対処法を解説します。
給湯器からお湯が出ない理由は1つではありません。症状から原因を追求し、適切な対処をしていく必要があります。
記事後半では、リンナイの給湯器パネルやリモコンに表示されるエラーコードの意味もご紹介。お湯が出なくてお困りのリンナイユーザーは、ぜひ最後までご覧ください。
リンナイの給湯器からお湯が出ない!【症状別のチェックポイントとは?】
リンナイの給湯器からお湯が出ない場合、まずはどういった症状が起きているかチェックしましょう。以下は、お湯が出ないときの代表的な症状です。
- 給水栓を開いてもお湯が出ない
- 給湯栓を開いてもお湯にならない
- 低温のお湯が出ない
- 高温のお湯が出ない
- 使用中にお湯がぬるくなる
- お湯の量が変化してしまう
- 使用中に消火してしまう
一つずつチェックしていきましょう。
給水栓を開いてもお湯が出ない
給水栓からお湯が出ない場合、まず確認すべきは以下7点です。
- ガス栓と給水元栓
- 断水していないか
- 給湯栓
- LPガスのガス量
- 水抜き栓のストレーナ
- 凍結していないか
- 運転スイッチ
まずガス栓と給水元栓が十分に開いているかどうか確認してください。
また、断水の状況を確認し、給湯栓が十分に開かれているか、混合水栓の場合は湯温調節が適切に設定されているかを見直しましょう。
LPガスを使用している場合はガスの残量を確認し、水抜き栓のストレーナにゴミが詰まっていないか、管が凍結していないかもチェックが必要です。給湯器自体の運転スイッチが「切」になっていないかも確認しましょう。
給湯栓を開いてもお湯にならない
給湯栓を開いてもすぐにお湯が出ない場合、機器から給湯栓までの距離が影響している可能性があります。距離が長い場合、お湯が出るまでに時間がかかるのは仕方がありません。
この場合、少し待つと、温かいお湯が出てきます。
低温のお湯が出ない場合
低温のお湯が出ない時は、以下5点をチェックします。
- ガス栓と給水元栓
- 給油温度設定
- 給湯栓の絞り具合
- 夏季・燃料電池発電ユニットの影響
- ソーラーシステムの影響
ガス栓や給水栓が全開になっているか、給湯温度の設定が適切かを確認します。お湯の量を絞りすぎていないかもチェックし、必要に応じて給湯栓をより開いてお湯の量を増やすことで、お湯の温度が安定する場合があります。
また、夏期の高水温や燃料電池発電ユニットの使用、ソーラーシステムとの接続など特殊な状況下では、設定温度より高い温度のお湯が出ることもありますが、異常ではないので問題ありません。
高温のお湯が出ない場合
高温のお湯が出ない時は、以下5点を確認してください。
- ガス栓と給水元栓
- 給湯温度設定
- 冬季など水温が低いときの影響
- 混合水栓の影響
- 自動運転の湯張り・足し湯の仕組み
まずガス栓や給水元栓が全開になっているかを確認します。次に、給湯温度の設定が適切かどうかを見直しましょう。
冬期のように水温が低い時期は、設定温度に対してお湯の量が多すぎると、高温のお湯が出ない場合があります。この場合、給湯栓を少し閉めてお湯の量を減らすことで、設定した温度のお湯が出てきます。
また、混合水栓を使用している場合、水が回り込んでお湯がぬるくなることがあるので、その点もチェックが必要です。
お風呂では、自動運転中にお湯を使用すると、ふろ設定温度のお湯が出る場合があり、運転終了後も一時的に続くことがあります。故障ではないので問題ありません。
使用中にお湯がぬるくなる場合
給湯器を使用している最中にお湯が一時的にぬるくなる場合、給水圧の変化や複数場所で同時にお湯を使用しているのが原因かもしれません。
この現象は、機器が一瞬消火することにより起こりますが、温度調節をより安全に行うための仕組みであり、機器の故障ではありません。
お湯の量が変化する場合
リンナイ給湯器に「ゆらぎ機能」が付いている場合、お湯の量が安定しない、または湯温が変動するといった症状が起こることがあります。
お湯の量が安定しない場合、運転スイッチを「切」にして通水がスムーズにされるか確認し、その後給湯栓を閉めて約20秒後に再操作してみます。これで改善が見られない場合は、水量制御装置に問題がある可能性が高いため、リンナイのカスタマーセンターに連絡しましょう。
使用中に消火するとき
給湯器使用中に勝手に消火してしまう場合は、以下5点をチェックしてください。
- ガス栓と給水元栓
- 断水していないか
- 給湯栓
- ガスメーター(マイコンメーター)
- LPガスのガス量
ガス栓と給水元栓がしっかりと全開になっているかを確認しましょう。これらの栓が十分に開かれていないと、ガスや水の供給が不十分になり、消火する可能性があります。
次に、断水が発生していないかを確認します。給湯器は水の流れを検知して燃焼を開始するため、断水があると機能しません。また、給湯栓が十分に開かれているかも重要です。給湯栓が十分に開かれていないと、水の流れが弱まり、消火してしまうこともあります。
さらに、ガスメーター(マイコンメーター)がガス供給を止めてしまっていないかも確認してください。ガスメーターが何らかの理由で異常を検知し、安全のためにガス供給を停止する場合があるためです。
LPガスを使用している場合は、ガスが尽きていないかを確認します。LPガスのタンクが空になっていれば、当然ながら給湯器は機能しません。
リンナイ給湯器からお湯が出ないときのエラーコード【一覧表】
リンナイの給湯器でお湯がでないときは、エラーコードが表示されているかもしれません。この機会に、エラーコードがどういった意味であるか把握しておきましょう。
症状 | 対処法 | |
---|---|---|
エラーコード 「01」 |
自動消火機能が作動 | 運転スイッチを切り、エラーを解除してから運転スイッチを付けて再運転 |
エラーコード 「02」 |
60分連続燃焼 | 給水栓を一度閉めてから再運転 |
エラーコード 「03」 |
湯はり強制止水 | 再運転 |
エラーコード 「05」 |
給湯連続燃焼不良 | 運転スイッチを切る/水栓を閉じてから再運転 |
エラーコード 「06」 |
給湯点火不良 | ガスメーター/ガス元栓をチェック→運転スイッチを入れ直して再運転 |
エラーコード 「07」 |
給湯ファン回転異常 | 運転スイッチを切ってから再運転 |
エラーコード 「E-0P」 |
ふろファン回転異常 | 運転スイッチを切ってから再運転 |
上記の方法でもエラーコードが解除されない、お湯が出ない場合は、故障の可能性が高いです。リンナイのカスタマーセンターに連絡し、指示を仰ぎましょう。
お湯が出ない症状が解決しないリンナイユーザーは…
今回は、リンナイユーザー向けに、お湯がでないときの対処法について解説しました。
本記事で紹介した6つの現象とチェックポイントを理解し、お湯が出るか試してみてください。いずれの方法でも解決しない場合は、給湯器故障の可能性も高いので、一度業者にチェックしてもらいましょう。
宮城・福島エリアにお住まいのリンナイユーザーの方なら、水道局指定の工事店『マルキンクリーン』をぜひご活用ください。見積もり出張ともに無料なので、気軽に安心して相談できますよ。また、最短30分で訪問修理が可能ですので、お湯が出ないトラブルを素早く解決できます。
お湯が出ない状況に直面している場合は、お電話、問い合わせフォーム、LINEを通じてお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧かつ真摯に対応し、お客様の問題を解決いたします。
- エラーコードが出ていないのにお湯が出ない場合は?
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エラーコードが出なくてもお湯が出ない場合は、症状別のチェックポイントを確認してください。それでも出ない場合は、リンナイのカスタマーセンターに問い合わせましょう。
- リンナイの給湯器が凍結したらお湯をかけていい?
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給湯器や配管にお湯をかけると、故障や破損につながるためおすすめできません。
- リンナイの給湯器でお湯も水も出ないときの原因は?
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お湯も水も出ない場合は、給水設備に異常があるか、凍結、工事などが考えられます。設備だけでなく、気温や周囲の状況も確認する必要があるでしょう。
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