マンションでお湯が出ないのは何が原因?どこに連絡すべき?
この記事では、マンションでお湯が出ないときの原因や対処法について解説します。
マンションの場合は、お住まいの部屋だけではなく、マンション全体に問題がある可能性もあるので、連絡先に悩んでしまいますよね。
連絡先や対処法についてもご紹介していきますので、ぜひ本記事を参考に、迅速な対応をすすめてください。
マンションでお湯が出なくなる原因4つ
マンションでお湯が出なくなる主な原因としては以下の4つです。
- 安全装置が作動している
- 給湯器の給水栓が閉まってしまった
- 給湯器の故障
- 給水管の凍結
考えられる原因についてそれぞれ解説しましょう。
安全装置が作動している
災害などが生じたときに、ガスメーターが止まるように安全装置が作動していることがあります。
また、安全装置はガスの使い過ぎでも作動します。この装置は、ちょっとしたことでも作動することがあるため、念のため確認してみましょう。
給湯器の給水栓が閉まってしまった
給湯器の給水栓が閉まっていませんか?
なかなか普段閉めることはないですが、水漏れなどの点検時などで閉めることがあります。給水栓が閉まっていれば当然お湯は出ません。今一度確認してみましょう。
給湯器の故障
純粋に給湯器が故障しているケースもあります。
給湯器の寿命は一般的に10年~15年程度といわれています。
音がうるさくなったり、機内から水漏れしていたり、臭いがしてくることもあります。このような症状が出ていたら故障かもしれません。
給水管の凍結
寒い冬の朝など、冬場に起こりやすいのが給水管の凍結です。
屋外に設置されている給水管が凍ってしまうことで、お湯が出なくなります。
凍結していても、熱湯などで急速に溶かさないようにしましょう。急激に温度が上がると故障してしまう可能性もあります。
マンションのお湯が出なくなった時の対処法【症状別に解説】
マンションのお湯が出なくなった場合、症状に合わせた対処法が必要です。
- 特定の蛇口だけお湯が出ない場合
- ガスが使えない場合
- 給湯器が故障した場合
- 給湯器のリモコンがエラーの場合
それぞれの症状に対する適切な対処方法を紹介しましょう。
特定の蛇口だけお湯が出ない場合
お湯が出なくなったら、まずは家全体の蛇口からお湯が出るかどうか確認しましょう。
もし、特定の蛇口だけお湯が出ない場合は、蛇口の混合水栓が故障している可能性があります。
よくあるのが、浴室と洗面所ではお湯が出るのに、キッチンからは出ないといったケース。この場合は混合水栓の故障を疑いましょう。
キッチンや浴室などの蛇口は混合水栓を使用している場合が多く、ここが故障するとお湯と水の切り替えがうまくいかず、お湯が出なくなることがあります。
設置から10年以上経っている場合は、混合水栓が故障しているかもしれません。
ガスが使えない場合
お湯が出ないだけでなく、ガスが使えない場合は、ガスが通っていない可能性があります。
先にガスメーターが正常に稼働しているかどうかを確認しましょう。
使用しているのがガス遮断装置付きのガスメーターの場合、長時間の使用や強い地震、ガス漏れなどを感知すると自動的にガスが遮断されることもあります。
ガスメーターが遮断されていたときは、メーターにある復帰ボタンを使って復帰作業をしてみましょう。もし復帰作業をしてもお湯が出ない場合は、ガスの元栓が閉まっていないかを確認してください。
マンションでは、ガスの元栓は玄関脇や共用廊下の扉のなかにあります。ガスの元栓はマンション入居時には閉まっていることが多いです。
入居時にガスの元栓が閉まっていた場合は、ガス会社に連絡し、作業員に開栓作業をしてもらう必要があります。
給湯器が故障した場合
多くのマンションでは、玄関横のメーターボックスまたはベランダに給湯器が設置されています。
全ての蛇口でお湯が出ない場合は、給湯器を確認してみてください。もし、異常音がする場合には早急に対応が必要です。
また、「ピー」という音がする場合は、ファンモーターの不具合や燃焼時に異常時、空気とガスのバランスが崩れているときに鳴ることもあります。
もし、「ボン」というような音がする場合には、着火時に内部部品が爆発的な着火をしている可能性もあります。
さらに、音がした後にガス臭がしたり、排気口から黒煙がでたりしているのであれば、給湯器が不完全燃焼を起こしている可能性があるため、ただちに使用を中止してガス会社に連絡してください。
給湯器のリモコンがエラーの場合
給湯器のリモコンがエラーコードが表示されていた場合は、一度電源を入れ直すことで治る場合もあります。
それでも変化がない場合は、取扱説明書やメーカーの公式サイトに記載されている内容に沿って対処しましょう。どうしても対処しきれない場合は、すぐに大家さんか管理会社に連絡をしてください。
マンションでお湯が出なくなった時の連絡先は?
マンションでお湯が出なくなった際は、以下の業者に連絡してください。
- 給湯器メーカー
- ガス会社
- 水道修理業者
症状などによって問い合わせ先が変わります。
連絡先 | 依頼内容 |
---|---|
給湯器メーカー | 給湯器のトラブル |
ガス会社 | ガス関連のトラブル |
水道修理業者 | 混合栓など蛇口周りのトラブル |
どこに連絡すべきか、問い合わせ先の特徴などそれぞれ紹介します。
給湯器メーカー
給湯器メーカーは、給湯器を製造・販売している会社のことです。給湯器メーカーでは、製造だけでなく、自社製品の修理対応なども行っています。
メーカーに依頼すれば、大手の企業に修理依頼ができるため、安心感があります。接客や修理対応に関してもしっかりとマニュアル化されているため、一定品質のサービスを受けることができるでしょう。
また、保証期間中であれば修理代がかからない可能性もあります。しかし、もし給湯器が交換しなければならない状態であったとき、給湯器の値段が高くなりやすいのが難点です。
なるべくコストは抑えたい場合は、あまりおすすめしません。給湯器メーカーは、提携している工事業者に修理や交換作業を委託している場合が多いです。
メーカーが間に入ることで日程の調整がつきにくくなることも考えられます。
ガス会社
ガス会社は、ガスの供給を行っている企業であり、主に「都市ガス」と「LPガス」を取り扱う会社で分かれています。
ガス会社にも給湯器の修理を依頼することが可能です。
ガス会社に依頼するのも、給湯器メーカーと同じように安心感があります。連絡先が分からなくても、いつもの検針票や明細を確認するだけで簡単に調べることができるため、すぐに修理依頼まで進められるでしょう。
手間をかけずに修理依頼を済ませたいときなどには、ガス会社へ依頼するのがおすすめです。
しかし、ガス会社も給湯器メーカーと同じように、給湯器の値引率が低く、交換する際に費用が高くなる可能性があります。修理・交換工事を行う業者についても、ガス会社指定のところとなるため、こちらから要望することはできません。
給湯器の買い換えが必要になった場合も、ガス会社が取り扱う製品の中からしか選ぶことができず、選択できる給湯器の種類が限られてきます。さまざまな給湯器を比較して選びたいという方は、依頼先としてガス会社は不向きかもしれません。
水道修理業者
水道業者の中にも、給湯器の修理・交換を行っている業者が多くあります。
最近はインターネットでも給湯器販売事業者を探すことが可能で、これには水のトラブルを取り扱う水道業者も含まれています。そのため給湯器販売・工事業者への修理依頼を考える際には、水道業者も対象になることを念頭に入れておきましょう。
水道修理業者であれば、ガス会社や給湯器メーカーと比べて費用がかなり安いという点が大きなメリットとして挙げられます。なぜ安いのかというと、市場に競争原理が働いているためです。
基本的に、給湯器販売事業者は費用・サービスの面で常に競合他社に負けないように営業努力をしています。また、24時間対応の問合せ窓口や出張サービスを行っているところであれば、早急に対応してくれておすすめです。
マンションのお湯が出ない時は原因に応じて業者を手配しよう
マンションのお湯が出ない時は、原因を明確にして業者を手配しましょう。原因によって連絡先が異なるので、本記事を参考に原因を探ってみてください。
もし原因がわからない場合は、私たち『マルキンクリーン』へご相談ください。私たちで対応できる内容であれば、速やかに修理まで対応させていただきます。
地域密着業者としてあらゆる水回りのお悩みを解決しますので、まずはお気軽にご連絡ください。
- マンションでお湯が出なくなる原因には、どのようなものがありますか?
-
「安全装置が作動している・給湯器の給水栓が閉まってしまった・給湯器の故障・給水管の凍結」いずれかが原因になっていると可能性があります。
- マンションのお湯が出なくなったときの対処法はありますか?
-
症状や原因になっている場所によって対処法は異なります。
- マンションのお湯が出なくなったときは、どこに連絡すれば良いですか?
-
「給湯器メーカー・ガス会社・水道修理業者」のいずれかに連絡してください。
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