水道メーター(ボックス) 蓋が割れた場合の交換はどうすればいい?費用はどの位?
水道メーターボックスの蓋が割れた場合、早急な交換が必要です。破損した蓋は水道メーターを適切に保護できず、検針の妨げにもなります。
そこでこの記事では、水道メーターボックスの蓋の交換方法と手順について解説します。メーター保護の重要性を把握しつつ、適切な交換作業を行っておきましょう。
水道メーターの蓋が割れる理由【交換が必要な例】
水道メーターの蓋が割れる主な理由は、車両などの重量物による過度な負荷です。
メーターボックスの蓋にはプラスチック製や金属製のものがありますが、どちらも想定以上の重みに耐えられる設計にはなっていないためです。
割れた蓋をそのまま放置すると、雨で流れ込んだ土砂がメーター内部に堆積したり、重いものが直接メーターに接触したりすることで、計測機能が損なわれるリスクがあります。そのため、蓋の破損を見つけたら、早急に水道局や指定工事店に連絡して修理を依頼しましょう。
水道メーターの蓋が割れたときの交換費用
水道メーターの蓋が割れたときの交換費用は、基本的には自己負担となります。以下では、自己負担になる理由と、費用目安について解説します。
費用は自己負担
水道メーターの蓋が割れた場合の修理・交換費用は、全額が使用者の自己負担となります。これは、水道メーターボックスが使用者の個人財産であり、市町村や水道局の所有物ではないためです。
修理や交換が必要な場合は、近隣の水道工事業者に依頼して、新しい蓋を購入し設置する必要があります。メーターボックスは使用者が自己の費用で設置した設備であることから、その維持管理も使用者の責任となります。
水道メーターの蓋の交換費用目安
水道メーターボックスの交換には、材料費と工事費を合わせて2〜3万円程度の費用がかかります。ボックス本体の材料費が5,000円〜25,000円で、設置のための工事費用が別途必要となります。
プラスチック製(ABS樹脂や塩化ビニル製)は比較的安価ですが、鋳鉄製は高価になります。また、メーターボックスの交換作業では、周囲の土を掘り出して設置する必要があるため、工事の手間が大きく、それに伴う費用が発生します。
水道メーターの蓋が割れたときの交換の流れ【業者へ依頼】
水道メーターの蓋が割れた際、業者に依頼すると以下のような流れで作業が進んでいきます。
- メーターボックスの周囲のコンクリートを壊す
- メーターを取り外す
- 既存のボックスを取り出す
- 新しいボックスを設置するor蓋を取り替える
- メーターボックスの周囲の復旧
なお、蓋を交換する際には、新しい蓋のサイズや材質を選んで購入することもできます。
【DIYの場合】水道メーターの蓋が割れたときの交換の流れ
水道メーターの蓋だけを交換する場合は、自分でもできます。基本的な流れは、以下のとおりです。
- 蓋のサイズを測る
- サイズの合った蓋を購入
- 取り付ける
以上で交換はできますが、取り付けが難しい場合は業者へ依頼しましょう。なお、蓋の購入方法については、以下で解説します。
蓋の購入
メーターボックスの蓋の購入は、インターネットなどでも購入できます。ただ、慎重かつこだわりたい場合は、専門の業者に依頼して材質などを選んで購入することもできます。
その際のチェックポイントとして、以下の2つがあります。
- 材質を確認
- サイズ・タイプの確認
材質は、プラスチックのほか、鉄やステンレス製があります。プラスチック製と比べて強度が高いので、負荷がかかっても破損しにくいです。
また、蓋の購入時には必ずサイズを測ってください。メーターボックスの蓋のサイズは一律ではありません。ですから、ご家庭のメーターボックスに合ったサイズの蓋を購入する必要があります。
水道メータ蓋の割れを防げる2つの対策【交換費用の出費を回避!】
水道メーターの蓋を交換しても、今後同様の事象が起きる可能性があります。そのため、蓋を守る工夫をしておきましょう。
たとえば、以下の2つの方法があります。
- 水道メーターの上にパイロンを置く
- 水道メーターの上に鉄板を被せる
それぞれの方法のポイントについて、以下で解説します。
水道メーターの上にパイロンを置く
水道メーターの蓋の破損を防ぐために、カラーコーン(パイロン)を設置しましょう。車両などの重量物が蓋の上に乗ることを物理的に防ぎ、視覚的な注意喚起にもなります。
カラーコーンは、ホームセンターで手軽に購入できます。
水道メーターの上に鉄板を被せる
水道メーターの蓋の破損を防ぐには、適切なサイズの鉄板を被せることも効果的です。車両などの重量を分散させ、蓋への直接的な負荷を軽減できます。
ただし、鉄板は蓋を完全に覆う程度の大きさにとどめ、検針員や使用者が簡単に持ち上げられる重さのものを選ぶようにしましょう。大きすぎる鉄板は検針作業の妨げになるだけでなく、日常的な漏水確認などの管理作業も困難になります。
水道メーターのボックスが壊れたら専門業者に相談
水道メーターの蓋のみであれば、自分でも交換できますが、ボックスごと交換する場合は専門業者へ相談しましょう。ボックスごとの場合は、ボックス周りを壊したり埋めたりしなければならないため、DIYでおこなうのは難しいです。
ご自身でどうにもならない場合には、水道修理の実績豊富な『宮城・福島・山形エリア対応!地域密着業者のマルキンクリーン』へご相談ください。
>> 今すぐ無料で見積もりをとってみる(宮城・福島・山形エリア対応)
- 水道メーターの蓋の所有者は誰になりますか?
-
その建物の所有者となります。戸建ての家庭の場合は、ご家庭の所有ということになります。
- 水道メーターの蓋が壊れたらどうすればいいですか?
-
蓋を購入して自分で交換するか、水道業者へ依頼してください。
- 水道メーターの蓋の交換は自分でもできますか?
-
ボックスに破損がなく、蓋だけの交換であればDIYも可能です。
24時間365日対応! 出張・お見積もり無料! ※深夜帯(22時~5時)は出張費・見積費をいただく場合があります。
今ならWEB限定で3,000円割引中!
0120-365-891