キッチン排水口つまりをスッキリ解消!原因別の対処法7選【流れが悪い台所シンクでも…】
この記事では、キッチンの排水口つまりについて徹底解説します。
油や食材カスなどが溜まりやすいキッチンの排水口は、こまめに掃除していても流れが悪くなったり、完全につまってしまったりするもの。しかし、頑固な排水口つまりも、お湯やパイプ用クリーナーなどを上手に使うと自分で解消できることがあります。
ここでは、台所の排水口つまりをスッキリ解消するための方法を7つご紹介。記事後半では、業者へ依頼すべきケースやその際の費用相場まで詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
キッチン排水口つまりの主な原因
- 油汚れ
- 食材のカスやぬめり
- 固形物
油汚れ
食材のカスやぬめり
固形物
キッチン排水口のつまりを解消する7つの方法
キッチンの排水口つまりを解消させるための方法では、下記7つをご紹介します。
どの方法を実施するかは、下記を参考にして検討しましょう。
解消方法 | つまりの原因 | 推奨するつまりの程度 |
---|---|---|
ゴミ受けを掃除する | 食材カスやぬめり | 流れが悪い |
重曹とクエン酸を使う | 食材カスやぬめり、石鹸カス | 流れが悪い |
パイプ用クリーナーを使う | 食材カスやぬめり、石鹸カス | なかなか流れない |
使い古した雑巾を使う | 油汚れ | なかなか流れない |
ラバーカップを使う | 食材カスや石鹸カス、油汚れ | なかなか流れない |
ワイヤーブラシを使う | 食材カスや石鹸カス、油汚れ | かなり流れが悪い |
排水トラップを外して原因を除去する | 固形物 | かなり流れが悪い |
それぞれの解消方法について、以下詳しくご紹介します。
ゴミ受けを掃除する
- 食材カスなどの汚れを除去する
- 食器用洗剤を溶かした水に10~30分つけ置きする
- 歯ブラシなどでこすり洗いする
- 水洗いする
- 食器用洗剤を溶かした水につけ置きした後、こすり洗いする
- 水洗いする
重曹とクエン酸を使う
- 排水口のフタとゴミ受け皿を外す
- 粉の重曹を1カップ、排水口にまんべんなくかける
- 重曹の上からクエン酸を小さじ2杯振りかける
- 40~60度のお湯を少しずつかける
- 発泡したら1時間ほど放置する
- 40~60度のお湯をたっぷり流す
パイプ用クリーナーを使う
- 排水口のフタとゴミ受け皿を外す
- 排水口に、パイプ用クリーナーを規定量流し込む
- 規定時間、そのまま放置する
- 十分な水で洗い流す
使い古した雑巾を使う
- 排水口のフタとゴミ受け皿、排水トラップを外す
- 使い古した雑巾の端を排水口に隙間なくつめ、もう一方の端はシンクの外に出す
- 40~50度のお湯をシンク半分以上ためる
- ゴム手袋をして、タオルを一気に引き抜く
ラバーカップを使う
- 排水口のフタとゴミ受け皿、排水トラップを外す
- ラバーカップを排水口にしっかり密着させた状態で、ラバーカップのゴムカップが半分以上沈むくらいまでシンクに水をためる
- ラバーカップを密着させたまま、ゆっくりと垂直方向に押し込む
- ラバーカップを、上方向に一気に引き上げる
ワイヤーブラシを使う
- 排水口のフタとゴミ受け皿、排水トラップを外す
- ワイヤーブラシを回転させながら奥へ差し込む
- ブラシが進みにくい部分につまりの原因があるため、回転させながらこすり洗いする
- 水を多めに流す
排水トラップを外して原因を除去する
- 排水トラップを外す
- 奥に落ちている場合は、菜箸などを使って除去する
- 排水トラップを戻す
キッチン排水口のつまりを解消する際の注意点【3つのNG】
- 熱すぎるお湯は使わない
- 知識なしに排水管は分解しない
- 無理して解消しようとしない
熱すぎるお湯は使わない
知識なしに排水管は分解しない
無理に解消しようとしない
キッチン排水口つまりのひどい症状例【業者に依頼すべきケース】
- 水がまったく流れないケース
- 何をしても解消できないケース
- 家の中の複数個所で排水トラブルが起こっているケース
キッチン排水口のつまりを業者依頼した場合の費用相場
業者へ依頼してキッチンの排水口つまりを解消する際にかかる費用は、下記が相場です。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
薬品を使った洗浄 | 4,000~8,000円ほど |
ローポンプを使用 | 10,000~20,000円ほど |
トーラー・ドレンクリーナーを使用 | 10,000~30,000円ほど |
高圧洗浄 | 30,000~50,000円ほど |
排水ますの洗浄 | 25,000~50,000円ほど |
排水トラップなどの部品の交換が必要な場合は、1箇所あたり8,000~30,000円ほどかかるケースが多いです。
ただし、依頼する業者や排水口の状況により、費用は変わることがあります。上記は、あくまでも目安として考えておきましょう。
キッチン排水口つまりの再発予防!今日からできる6つの対策
- 油をそのまま流さない
- ゴミ受け皿にアルミホイルを丸めて入れておく
- 固形物が流れないよう注意する
- 洗い物の後はお湯で全体的に流す
- ゴミは毎日捨てる
- 定期的に排水口を掃除する
油をそのまま流さない
油がついたフライパンやお皿などは、洗う前に油をできる限りしっかりと取り除いておきます。
油処理剤などを使うほか、少量の油であればキッチンペーパーなどで拭き取っておくのもおすすめです。
ゴミ受けにアルミホイルを丸めて入れておく
ゴミ受け皿に丸めたアルミホイルを入れておくと、ぬめりを予防できます。
アルミホイルの金属イオンが、抗菌作用を発揮するためです。ぬめり予防だけでなく、消臭効果も見込めます。
固形物が流れないよう対策する
固形物が流れてしまうと、除去にもとても手間がかかります。
そこで、小さな物はシンクまわりでなるべく取り扱わないようにするなどして、落下を予防しましょう。網目の細かい排水口ネットを設置するのも効果的です。
洗い物の後はお湯で全体的に流す
洗い物が終わったら、シンク全体をお湯で流すと油汚れなどを排水管へスムーズへ流せます。
特に油は冷えると固まってしまうため、固まる前にお湯で流しきっておくと良いでしょう。
ゴミは毎日捨てる
三角コーナーやゴミ受け皿にたまる食材カスは、長く放置するほどぬめりが発生しやすくなります。
たとえゴミが一杯になっていなくても、毎日捨てて清潔な状態を保ちましょう。
定期的に排水口を掃除する
つまっていなくても、排水口は定期的に掃除しておくと安心です。
重曹とクエン酸、もしくはパイプ用クリーナーを1ヶ月に1回程度使用して、こまめに汚れを除去しておきましょう。
キッチン排水口のつまリを解消して不便をなくそう!
キッチンの排水口がつまってしまったら、ワイヤーや使い古した雑巾など、自宅にあるアイテムを使った方法を実践してみましょう。
それでも解消しない場合は原因が排水管の奥にある可能性もあるため、業者へ依頼すると安心です。
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- キッチンの排水口の流れが悪い原因は?
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食材カスや油汚れ、石鹸カスが排水管で固まり、水の流れを阻害していると考えられます。 また、固形物を落としても水が流れにくくなります。
- キッチンハイターでキッチンの排水口のつまりは取れる?
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キッチンハイターは塩素系漂白剤なので、排水口のつまり解消効果が見込めます。
- キッチン排水口のヘドロを溶かすのにおすすめの洗剤は?
-
ヘドロ汚れを溶かすには、パイプ用クリーナーがおすすめです。
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