キッチンのあの場所からイヤ~な臭い|今日からできる解決方法
「なんだかキッチンからいや~な臭いがする」とお困りの方はいませんか?
最近ではSNSで「キッチンリセット」などという言葉もあるくらい、キッチンをキレイに維持している方も多くいらっしゃると思います。
見た目はキレイでも毎日使うキッチンですから、魚の焼いた臭いグリルや納豆臭いゴミ箱など臭いの原因となり得る場所がたくさんあります。
来客の際はもちろん、食事の時にキッチンが臭っていてはせっかくの美味しいごはんが台無しですよね。
そこで今回は、キッチンの臭いに注目して、キッチンのあの場所からするイヤ~な臭いの原因や今日からできるカンタン解決方法をご紹介します。
この記事の目次
キッチンの臭いの発生場所と今日からできるカンタン解決方法
キッチンの臭いというと一番に『排水口』と思い浮かべる方が多いかと思いますが、それだけではありません。
レンジフードやゴミ箱など雑菌の繁殖や油汚れなどによって、臭いの発生の原因や場所が異なります。
発生場所によってお掃除方法も違いますので、見ていきましょう。
排水口のゴミ受けや三角コーナー
排水口のゴミ受けや三角コーナなどに生ごみを入れて放置していると菌が繁殖して臭いの原因になります。
生ごみの臭いを防ぐポイントは水気をしっかり切ることと温度を上昇させないことです。
生ごみはその都度水気をきって袋に入れて封をするようにしましょう。
特に夏場など気温や湿度が高いときは臭いも悪化してしまうことが多いので、生ごみを捨てる日までは冷蔵庫や冷凍庫に保管しておくことで臭いの発生を防ぐことができます。
臭いを感じた場合には『重曹』を使用しましょう。
重曹は水分を吸収しカビや菌などの繁殖を抑えてくれますよ。
- 新聞紙に包んでからビニール袋にいれて捨てる
- 三角コーナーの臭いが気になったら『重曹』を直接振りかける
- 生ごみをゴミの日まで冷蔵・冷凍保管しておく
- 生ごみを外用のゴミ箱に置いて保管する
キッチン用ゴミ箱
キッチンに置いているゴミ箱は、生ごみなどを捨てていることで悪臭を放つことがあります。
納豆などがそのまま捨ててあるのを見たときにはもう絶望ですよね(笑)
特にプラスチック製のゴミ箱は「安価で手に入り軽くて便利で使いやすい」反面、「臭いの成分が吸着しやすい」というデメリットがあります。
- 生ごみなどは袋に入れて、二重にしてこまめに捨てる
- 臭いを感じたら重曹を直接ゴミに振りかける
- 臭いがつきにくいステンレス製の蓋つゴミ箱を採用する
- ゴミ箱専用の市販の消臭剤を活用する
布巾
キッチンに置いてある布巾ですが、使っているといつの間にか汚れたり臭いを放つことがあります。
雑巾の臭いは『雑菌』が主な原因で、ふきんを半日置いておくだけで菌が約1000倍以上も増えてしまうようです。
しっかりと汚れを落として、乾燥させることで臭いを軽減することができます。
- キッチンハイターなどの台所用の塩素系漂白剤を活用する
- 煮沸消毒をして30分放置してから天日干しをする
- 市販にある使い捨ての布巾を使用する
コンロまわり
コンロまわりは料理中に油などがコンロの天板や周りの壁などに飛び散っています。
放置すると酸化していき、油臭いにおいの原因になってしまうので、こまめなお掃除が欠かせない場所でしょう。
- コンロや天板、壁などのまわりを市販のクリーナでふき取る
- セスキ炭酸ソーダ水や重曹などを活用してふきあげる
レンジフード(換気扇)
料理をするときに使用するレンジフードですが、こまめにフィルターを変えていてもいつの間にか汚れてしまうことが多い場所です。
蒸気と共に油なども換気扇に吸われてしまい、放置することで臭いの原因にもなってしまいます。
レンジフィルターが汚れていると詰まってしまい、臭いが残ることが多いため定期的なお掃除が必要です。
- 使い捨てのフィルターを活用する
- レンジフード用の洗剤でお掃除する
- 汚れを放置している時間が長く手に負えない場合は、プロの専門業者にクリーニングを依頼する
魚焼きグリル
魚焼きグリルを使用後に毎回お掃除していても臭いだけが残ってしまうことってありますよね?
お掃除をサボってしまうとどんどん汚れもこびりつき、汚れと臭いがとれなくなってしまうので注意が必要です。
だからといってグリルを使用するのに抵抗がある方もいるかと思いますが、グリルを活用してお魚などを焼くととっても美味しく作ることができますよ!
- グリル本体は、セスキ炭酸ソーダ水を噴霧して30分放置⇒水洗いをする
- グリルの庫内の壁や扉には重曹水と雑巾を使って拭き掃除をする
- 使用後は少しの時間、開けて換気させる
電子レンジ
電子レンジは色々なものを温めたりと毎日使用していることでいつの間にか臭いがついてしまう場合があります。
油や汁物などが飛び散って付着したままで細菌が繁殖しまうことが原因です。
レンジの臭いを取るには『重曹』を思い浮かべる方も多いと思いますが、意外にも柑橘類の皮やお酢を使う方法もあります。
柑橘類の皮には「リモネン」という成分が入っており、臭いを抑えてくれますよ。
『重曹やお酢』を使った方法
- 耐熱容器に水200mlと重曹大さじ2を入れて溶かす
(お酢の場合は、耐熱容器にお酢を入れて水で5倍ほど薄める) - ふたをせずに600wで5分ほど温める
- レンジ内の水蒸気が充満したことを確認して、布巾などで拭き取る
『柑橘類の皮』を使った方法
- 柑橘類の皮を耐熱容器にのせて、600wで1.2分ほど温める
(皮は乾燥していないもので良いですが、水分があり濡れている場合は軽く拭き取りましょう)
使用した後は、扉を開けて換気をしてあげましょう。
その他にも使用後や定期的にレンジ内外を拭き掃除するのが一番効果的です。
特に重曹を使うと簡単に汚れを落として臭いの予防ができますよ。
オーブントースター
オーブントースターはちょっとした焼き物もできるためとても便利ですよね。
魚やピザなどを焼いたりすると臭いがついてしまう場合があります。
電子レンジと同様に柑橘類の皮で臭いを軽減させることができますよ。
- トースターの天板にアルミホイルを敷く
- アルミホイルの上に柑橘類の皮をちぎって広げる
- 2~3分程度あたためだけで消臭完了
- トースターの受け皿や本体を拭き掃除する
まとめ
今回はキッチンの臭いに注目して、今からできる場所の解決方法をご紹介しました。
各場所によって臭いの種類や対策方法も異なります。
キレイなキッチンを維持できるようにぜひ参考にしてみてくださいね。
マルキンクリーンでは、水回りのトラブルに24時間対応しています。
お困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。