水漏れテープの種類と正しい使い方

水漏れテープは、水道管のパイプの水漏れへの応急処置を施すことができるテープで、夜中の水漏れや専門業者が休みのときなどに便利です。テーブの種類によって効果や使いやすさが異なり、正しく使わないと十分に効果を発揮できない場合もあります。

この記事では、水漏れテープの使い方に加え、種類や補修方法などを詳しくご紹介します。

目次

水漏れテープの種類について

水漏れテープの種類には主に「自己癒着テープ」「防水補修テープ」「水道用ラップテープ」の3種類があります。

自己癒着テープ

自己癒着テープは、「のり」を使用していないので水のにじみや漏れに強く、テープ自体が自己癒着してくっつきます。ゴムのような素材で、伸びが良く、水漏れした部分をきっちり埋めてくれます。自己癒着テープは、製品の種類によりますが配管のまっすぐな部分であれば、激しい水漏れにも対応できる防水効果があります。また、粘着剤が塗布しておらずテープ自体が一体化する特徴があります。価格は400円から2,000円程度です。

防水補修テープ

防水補修テープは、片面が防水使用になっており、曲線面の水漏れ部分も簡単に覆うことができます。テープの表面が防水仕様になっているので、配管のひび割れや雨で濡れる箇所の補修によく利用されています。テープの伸びの良さも特徴で、価格は500円から2,000円程度です。

水道用ラップテープ

水道用ラップテープは、主に排水管からの水漏れを塞ぐために使われます。ただ、対処できる水漏れは勢いの弱い場合に限ります。シリコンゴム製で、手がベタつきづらく、剥がしたあとも残らないテープです。良く伸び、凸凹な場所でも容易に巻きつけることができます。価格は、600円から2,000円ほどです。

水漏れテープが手に入る場所

水漏れテープは、近所のホームセンターや100円ショップでも気軽に手に入れることができます。ネット通販などでも購入することはできますが、実際に手に取って確認したい場合は店頭で購入すると良いでしょう。

水漏れテープは、使い勝手の良さやテープの長さ、どのくらいの補修機能などのポイントによって価格が異なりますので、水漏れの場所や状況に応じて一番適するテープを見極めて購入しましょう

水漏れテープが使えない症状

水漏れテープが使えない症状として、勢いの良い水漏れやエアコンからの水漏れ、天井の水漏れなどがあります。ここでは、エアコンからの水漏れと天井の水漏れで、なぜ水漏れテープが使用できないかを解説します。

エアコンからの水漏れ

エアコンからの水漏れは、多くの場合が送風口からの水漏れです。

エアコン内部の水分を外に逃がすドレンホースがゴミなどでつまってしまうと、送風口から水漏れを起こします。送風口は風を送り出す部分のため、水漏れテープで塞ぐことはできません。ドレンホースを掃除することで解決することもありますが、この場合はすみやかに専門の修理業者に依頼すると良いでしょう。

天井からの水漏れ

天井の水漏れは、配管や屋根の破損が主な原因です。

特に配管は、素人ではどこにあるか分かりづらいため、自力で応急処置をするのは極めて困難です。天井の水漏れに個人で対応することは難しいですが、被害を軽減するためにも、電化製品に水がかからないように移動させたり、ブレーカーを落としたりしておきましょう。

水漏れテープを使った補修方法

水漏れテープを使ってどのように応急処置をすれば良いのでしょうか。ここでは、水漏れテープを使った補修方法の一連の流れをご紹介します。

元栓・止水栓を閉める

水道の元栓や止水栓を締めない限り、水は漏れ続けます。そのままにしておくと被害が拡大するので、まずは元栓・止水栓を締めて、原因となった箇所を特定して応急処置を行いましょう。

巻く部分の汚れをふき取る

水漏れテープを巻く部分が汚れていると、テープがしっかり貼りつかず十分に効果を発揮できないため、水漏れ箇所を丁寧に拭いて汚れを落としておきましょう。

テープを巻き付ける

水漏れテープを20cm~30cmほどの長さでカットし、水漏れ部分に集中的に巻きつけます。この際、テープの巻きつけが緩いと水漏れは止まりません。テープを引っ張りながらきつく巻きつけることが、水漏れを止める正しい巻きつけ方です。

保護テープを貼る

水漏れの補修方法は、水漏れテープを水漏れ部分に巻きつけるだけでも十分補修することが可能ですが、水漏れテープを巻きつけた上から保護テープを巻き付けておくと、再び水漏れするリスクを最小限に抑えられ安心です。

水漏れテープはあくまで応急処置

水漏れテープは滲み出るような水漏れに対しては効果を発揮しますが、あくまで応急処置です。補修強度はテープの種類によって異なりますが長時間維持できるものとは限りません。また、水漏れの勢いが強い場合には水漏れテープでの対応は難しいでしょう。

水漏れの原因としては、水道管の劣化や破損など様々な理由があります。中には、広範囲での修理が必要になってくる水漏れも存在します。さらに、水漏れ箇所が複数箇所ある場合は、テープでの応急処置だけでは間に合わず被害が広がっていってしまいます。マンションやアパートの場合、下の階にまで水漏れ被害が影響し、慰謝料や損害賠償をしなければいけなくなる事態にもなりかねません。このような事態にならないためにも、速やかにプロの業者に判断を仰ぎ対応することが得策です。

業者に依頼する際は、複数の業者から見積りを出してもらいましょう。同じ修理でも業者によって料金体系はさまざまですので、事前に見積りをしてもらうことが費用を抑えるポイントです。

まとめ

今回の記事では、水漏れテープの種類とその使い方について紹介しました。

水漏れテープを使用することで、一時的に水漏れを止めることが可能ですが、根本の水漏れを解決するわけではなく一時的な応急処置としての道具にすぎません。水漏れが発生した際には水漏れテープで応急処置をして、速やかにプロの専門業者に相談することが賢明でしょう。

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