【徹底解説】小便器つまりの原因と対処法を教えます

小便器とよばれるタイプの便器は、男性が座らずに用を足せる利点がある便器で、学校や職場、駅や公園などいたるところで見られます。水が常に張られている座るタイプの便器と違い詰まりが生じやすいのが難点であり、詰まりが生じた場合は原因を把握して、適切な対処法で解決することが求められます。

この記事では、小便器の詰まりの原因とその対処法について解説します。

目次

小便器つまりの原因とは

小便器が詰まってしまう原因として挙げられるなかで多いものは「尿石」と「異物混入」です。
ここでは、それらの原因について詳しく解説します。

尿石

尿石とは、尿に含まれるカルシウムが、空気や水などの成分によって石のように固まってしまったものです。尿石は、小便器の詰まりの原因としてよくあるケースのひとつとなっています。トイレの汚れを掃除する際に見かける、こすってもなかなか落ちない汚れが尿石です。

尿石は掃除しても容易に取りきることができず、また次の尿石ができてしまうだけでなく、放置していることによって尿を吸収して大きくなっていきます

その結果、詰まりやすくなるだけでなく、雑菌が繁殖して異臭が発生し、小便器やその周辺の衛生面にも影響を及ぼしてしまいます。確実に尿石を取り去るようなしっかりとした掃除が大切です。

異物の混入

尿石以外に小便器の詰まりの原因として多いものが、異物の混入です。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類を詰まらせることがよくある事例です。トイレでの使用を想定して作られているトイレットペーパーは水に溶けやすくはなっているものの、洗浄力の低い小便器は一度に大量のトイレットペーパーが混入することによって溶けずに固まってしまうことが考えられます。

その他の事例として、子どもがいたずらでおもちゃを落としたり、マナーの悪い人がタバコやガムなどを小便器に投げ捨てたりすることによって詰まりが起きてしまうことがあります。小便器の排水管は、大便器のものよりも細いぶん、こうした異物には弱く、簡単に詰まりが生じてしまいます。

子どものおもちゃも小さいものが多いため、排水管に詰まることがあります。
異物が排水管に詰まってしまったことが原因で尿石がたまりやすくなる状態になると、どんどん詰まりが進行する悪循環が発生しますので、早急に対処する必要があります。

小便器つまりの直し方

ラバーカップや塩素系洗剤・酸性洗剤を使った除去のほかに、より強力な洗剤である尿石除去剤を使用する方法が代表的な方法です。

ラバーカップを使う

「ラバーカップ」とは、棒状の持ち手の先端にお椀のような形のラバーが付いた清掃器具で、トイレや流し台の詰まりを解消するための道具として昔から使われています。

小便器の詰まりにもラバーカップは有効です。小便器には和式用の小さいサイズのラバーカップを使いましょう。

小便器のカバーとトラップを取り外した上で、取っ手を持ってラバーカップを排水口のところに当てて、押したり引いたりして使います。「押し込む際はゆっくり、引き抜く際は勢いよく」がコツです。尿石や異物による詰まりに効果を発揮します。水が少ないと十分な効果が出せないことがあるので、その点は注意しましょう。

あわせて読みたい
ラバーカップの使い方4ステップをわかりやすく解説 トイレが詰まった時、真っ先に「ラバーカップ」思い浮かべる方も多いと思いますが、正しい使い方を知らない方も多いのではないでしょうか。 正しい使い方を知らないばか...

塩素系洗剤を使う

塩素系洗剤は、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムなどが配合されたアルカリ性の洗剤で、黒ずみやカビなどの汚れを落とすことができるだけでなく、トイレットペーパーや髪の毛など、詰まりの原因となる異物の多くを溶かして落とすことができます

一方で、尿石による詰まりは、尿石もアルカリ性であるため塩素系洗剤を使っても落とすことができません。

尿石を除去するためには「サンポール」に代表される酸性洗剤を使って除去することが効果的です。酸性洗剤を使うことで、尿石による汚れや詰まりを溶かして落とすことができます。尿石は、尿に含まれるカルシウムが石のように固まったものですが、カルシウムは酸に弱いため、尿石による詰まりには酸性洗剤が効果的なのです。

塩素系洗剤および酸性洗剤は、ともにスーパーやドラッグストアで売られています。ラバーカップの代用品として使ってみてもいいでしょう。

尿石除去剤を使う

尿石による小便器の詰まりに対しては「デオライト」などの尿石除去剤を使用することが非常に有効です。

尿石除去剤は尿石を中和し、溶かして落とすことができる洗剤です。ラバーカップやサンポールでは落としきれなかった尿石詰まりも落とせるほど強力な洗剤です

尿石除去剤はネットショップなどで購入できますが、劇薬に指定されるほど作用が強いため、購入には氏名や住所などの個人情報の提示が必要になることがあります。尿石の除去をしているときもマスクと手袋を着用し、換気を行った上で慎重に扱う必要があります。そのほか、子どもやペットを近づけないように注意しましょう。

尿石つまりの予防方法

小便器は、常に水がないぶん尿石が溜まりやすくなっているため、日ごろからこまめに掃除をするなどして尿石の蓄積の予防が必要となります。

尿石詰まりの防止策として有効なものが「トレピカワン」に代表される尿石防止剤を置いておくことです。

尿石防止剤を置くことで、尿石を除去したあとのピカピカの状態を長期間保つことができるため、使用する人が多い場所や、あまり頻繁に掃除できない場所などに置くとよいでしょう。

尿石防止剤は、主にネットショップなどで購入することができます。

まとめ

この記事では、小便器の詰まりの原因と、その対処法についてご紹介しました。

小便器の詰まりは、先述したこまめな掃除や、尿石防止剤の設置のほか、老朽化した部品を交換することでも防ぐことができます。
もし、小便器が詰まってしまったときは、この記事に書かれていることをぜひ参考にしてみてください。

目次
閉じる